南海高野線:紀伊清水-橋本/0814レ特急「こうや」14号/南海30000系30001F
川を渡る線路は架橋距離を最短にするため、流れに対して垂直に敷かれるのが普通で、そのために橋の前後にカーブが介在することが少なくない。高野線の紀ノ川橋梁もそんな例の一つで、カーブが90度近いため一年を通してよい光線が得られる。日の長いこの時期は夕方の光が素晴らしく、前パンを振りかざした上り列車を捉えることができる。休日は2本の特急が続けて上ってくるが、より綺麗に光が回る最終こうやにちょうど30000系が入ってくれた。赤と白の素直な色に塗られた17m級の車体はおもちゃのようだったが、全M車だけあって重々しい走行音を残してゆったりとカーブを進んでくる。