南海30000系

鮮やか紅白特急


南海高野線:紀伊清水-橋本/0814レ特急「こうや」14号/南海30000系30001F
川を渡る線路は架橋距離を最短にするため、流れに対して垂直に敷かれるのが普通で、そのために橋の前後にカーブが介在することが少なくない。高野線の紀ノ川橋梁もそんな例の一つで、カーブが90度近いため一年を通してよい光線が得られる。日の長いこの時期は夕方の光が素晴らしく、前パンを振りかざした上り列車を捉えることができる。休日は2本の特急が続けて上ってくるが、より綺麗に光が回る最終こうやにちょうど30000系が入ってくれた。赤と白の素直な色に塗られた17m級の車体はおもちゃのようだったが、全M車だけあって重々しい走行音を残してゆったりとカーブを進んでくる。

九度山俯瞰


南海高野線:九度山-高野下/0813レ特急「こうや」13号/南海30000系30001F
ここのところ編成写真ばかり撮っていて食傷気味だったので、久しぶりに俯瞰でもしてやろうと高野線に向かった。梅雨の中休みとは思えない暑さの中、歩いて撮影地に向かうのは気が進まなかったが、駅近撮影地を調べて九度山で降りる。真田丸人気で賑わう駅を抜け、一本調子で登り続けると20分あまりで山間に消えていく線路を見渡すことができた。一面に広がる濃い緑は南海30000系の紅白の塗装にぴったりで、あたかもこの車両のために設えられたセットのようだった。
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