所沢駅。時刻は20時48分。乗ろうとしている列車が所沢でレッドアローに抜かれる副都心線からの直通列車であることに気付く。金曜日の夜というのに珍しく上下線とも1分の遅れもなく運転していたこともあって、時間潰しがてらレッドアロー同士の並びにトライしてみることにした。
運用を確認していないのでクラシックが来るとは限らなかったが、一通り機材を準備して待つ。待避の飯能行が5番線に入る頃には3番線の接近表示機がピカピカと点灯していて、上りが先に入りそうな雰囲気だった。だが上り列車が姿を見せる前に4番線の接近も作動。上り線の制限がきついせいか下り「ちちぶ」39号が先に進入してきた。偶然ながらクラシックが充当されており、条件がばっちり揃ってしまい不意に緊張が高まる。そして間をおかずに上りも到着して顔が並び、あとはヘッドライトが点灯しさえすればよかった。もう半ば祈るような気持ちで発車メロディを聞いているとピカリと点いた。間髪入れずシャッターにかけていた指を押し込む。10105Fが動き出したのは露光時間を1/3秒に設定したカメラのシャッターが閉じきるかどうかの微妙なタイミング。被写体ブレを案じつつPCで確認するとどうにか発車前にシャッターは切れていたようでブレはなかった。

西武池袋線 所沢/39電車「ちちぶ」39号:10000系10105F/50電車「むさし」50号:10000系
6回目にしてようやく撮れた並び。何気ない光景なのだがしつこく狙ったせいで特別なものに見える。