秩父鉄道

秩父冬色・荒川茶景


秩父鉄道秩父本線:上長瀞-親鼻/7305レ:デキ500形デキ507+ヲキ
被写体を求めて彷徨って夕刻の荒川の河原に辿り着いた。2月とあって背景は見事に冬枯れで構図に困る。ステンレス車ばかりになった電車を撮りながら、望遠レンズ絞り開放でサイドビューを浮かび上がらせる手を思いついた。しかし茶色い中にも緑が残る木が混じっていて地味に目立つ。茶色単色の背景を求めて右往左往のあげく岩場に這い蹲ってアングルを組んだ。貨物がやってきたのはもうトロ火の頃だったが、車体の凹凸がいい味を出してくれた。

初笑い


秩父鉄道三ヶ尻線:武川-三ヶ尻/7004レ:秩父鉄道デキ500形デキ502+ヲキ20両
朝の武川を覗くと青い機関車に牽かれた正調編成が出発を待っている。ピンクや緑に当たらず良かったと胸をなでおろしていると、隣に停まっていた黄色い機関車がガチャンとパンタを上げた。単機回送かと思っていたら旗を持った入換手がやってきて、あっという間に機関車交換が完了。ド派手な編成に大変身してしまった。思わぬ急展開にもはや笑うしかなかったが、黒と黄色の相性はそこまで悪くなく、まだバリエーションとして許される範囲に留まっている気がする。

日々是晴天


秩父鉄道 上長瀞-親鼻/7305レ/デキ502+ヲキ
ここのところの好天続きで被写体不足という嬉しい悲鳴を上げている。そこで101系が引退して以来の秩父鉄道に足を伸ばしてみた。出足が遅くなってしまったので成果を求めて日没まで居残ることにしたが、幸い貨物列車は活発に走っていて夕暮れが夜闇に変わる前にシルエットを決めることができた。

Spring has come.

今月引退が予告されていた101系だが、FINAL RUNのHMが付いて以来撮影意欲が減退し、結局さよなら運転も行かないままになっていた。1月の1枚がラストカットとなるかと思いきや、もう少し運転されるらしい。しかもHMなしと来た。運用も公開されたので、波久礼インカーブにリトライを試みる。 


秩父鉄道 樋口―波久礼/1528レ 1003F

波久礼駅到着時は一面の曇り空だったが1時間の待機のうちにみるみる雲が晴れていった。しかし結局通過してみると手すりの影は垂れ、オレンジの発色もよくない。なぜかと思えばもう3月も下旬に差し掛かっている。そしてこの時の太陽高度は50度。トップ光では色が出ないのも納得である。季節の一歩先を行く太陽の動きを追うように、地上も春の装いを着々と整えている。梅が咲いたと思えばもう桜の蕾が開く頃合いだ。

モハ90


秩父鉄道 熊谷→持田/110レ/1000系1003F3両

遭遇することは少なくなかったものの、三峰口に下った車両が折り返してこなかったりしてなかなか順光でクハ側を捉えることができていなかった。作戦を変えて朝の熊谷~羽生の列車を狙ってみるとこれが当たった。しめしめと思って折り返しを狙う。三峰口や影森と違って羽生では素直に折り返してきてくれる。

秩父鉄道 行田市→持田/1523レ 1000系1003F3両

今度は前パンのクモハが先頭となる。丁度いい上り勾配があったので正面に構えた。排障器がないおかげで先頭台車のDT21に綺麗に光が当たり、勾配も相俟って面白い絵に仕上がってくれた。

今回初めて秩父鉄道の熊谷以東に展開してみたが、山岳路線の波久礼界隈とはまた違ったよさがあって面白い。またいろいろと狙ってみたいところだ。

銀色秩父路

秩父鉄道 波久礼→寄居 1540レ/5000形5003F3両

101系オレンジバーミリオンの引退が3月に迫り、再び秩父に足を運んだ。1523レで三峰口へ下った1003Fの返しを波久礼の駅で待つ。だんだん光線はよくなるが同時に山影も迫ってきた。結局目論見はまたしても外れて都営車がやってきたが、斜光に照らされたステンレスは渋い雰囲気でなかなかに悪くない。

秩父路

秩父鉄道 樋口→波久礼 1006レ/急行秩父路6号 6001F

元は西武101系だが面影はサイドビューにわずかに残るのみ。顔の真ん中のLED式の行先表示が玉にきずだと常々思っていたが、今日は秩父夜祭のヘッドマークのおかげで目立たず、そのせいか紅葉の山々をバックに行く姿はいつもよりかっこよく見えた。

交換駅


日曜日の昼下がり。貨物列車が何もない駅に止まる。交換待ちだ。


貨物列車同士の交換だった。石灰石を満載した列車が優先なのだろう。汽笛を鳴らして通過していく。

交換を待った空荷の列車も信号が開くとガンガンガンと連結器を鳴らしてすぐに出発していった。

そして鉄道活劇とでもいうべき一幕が終わると駅には静寂が戻る。

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