山陽本線

青い快速


山陽本線:神代-大畠/9531レ「山口DCオープニング」1号:EF65 1133+12系5連
山口DC初日は客車3編成の大盤振る舞いで、それに青空全開の秋晴れが重なった。PF+12系が充当された記念列車は大畠をいい時間に通過してくれるとあって、統一感のある編成美と瀬戸内海との大パノラマを思い描いてまっすぐ飯の山展望台に向かう。登ってみれば視程は最良で見事な景色が迎えてくれたのだが、大パノラマにすぎて計6両の編成は風景に負けてしまう。橋上での接近戦に移る暇はなく、結局は絶景の大半を望遠レンズの外側に切り捨てる羽目になってしまった。

STANDARD


山陽本線:幡生-下関(幡生機関区)/EF210-901他
試作901号機の登場から21年。地道な増備を積み重ねて101機が八面六臂の活躍を見せている。とりわけ山陽本線での存在感は大きく、EF66・EF200を置き換えての完全統一も視界に入ってきた。EF66 27を見に立ち寄った幡生機関区には各機関区のEF210が並び、出区するものあり、入区するものありと忙しない。現役機としての旬を迎えたEF210の姿にすっかり魅了されてしまった。

順光編成写真(広義)


山陽本線:下関駅/回レ:キヤ143-7+35系4000番台5両+キヤ143-8
たまにはイロモノが撮りたくなって、というよりは編成写真が撮りたいところでネタがあったので本州まで足を延ばした。お目当ては旧客もどきと機関車もどきの組み合わせ。1駅間のみの回送で撮影地探しには苦労したが、灯台下暗しで下関駅が順光になることに気がついた。あさかぜの出庫を撮って以来実に12年ぶりのポイントだったが、ありがちな線間のロープ等もなく手軽にすっきりと編成を捉えることができた。

#6


山陽本線:厚狭-埴生/3835M普通:クモハ123-6(U17編成)+105系U05編成
宇部への行き掛けの駄賃に3835Mを前回と同じく埴生のストレートで狙った。今回は接近戦に挑んだが、線路際の雑草をクリアするために広角を選択せざるを得なかった。ただ、この日は冬らしい真っ青でクリアな空が広がっており、願ったりかなったりといったところ。さらにやってきたのは側窓2枚のクモハ123-6。前パンを振りかざして走る姿を伸びやかに捉えられた。

とらのあな


山陽本線:小野田-宇部/5056レ:EF66 27+コキ17両
山陽本線はそのほとんどがタイガーロープの前に膝を屈して、かつての名撮影地はことごとく潰えている。被写体の方は少しばかり残っており、今回はその筆頭株を宇部駅先で捉えた。九州からはるばる駅先くんだりに出向くのは気乗りしなかったが、前述の理由で他に有力な候補も見つからなかった。消極的な選択は事実としてもEF66 27との再会は久々のことで、加えてシャッターを切った直後に印象的な短急汽笛一声。冬至間近の光を浴びたその姿はなかなかにかっこよかった。

西端


山陽本線:幡生-下関(幡生機関区)/3333M普通:115系2連

花形仕業


山陽本線:厚狭-埴生/3835M普通:クモハ123-3(U14編成)+105系U02編成
普段は単行で宇部小野田界隈をうろつくクモハ123にも山陽本線の運用があり、105系を従えて本線列車の先頭に立つ。ただ午前中の西行とあって順光になるポイントはだいぶ限られており、選択の余地のないままに埴生のストレートに行ってみれば確保できたスパンはちょうど3両分だった。足回りをクリアにするために線路から離れたおかげで側面の違いが際立つ結果となり、荷物車連結の普通列車といった風情に仕上がった。

黄色の時代


山陽本線:大竹-和木/1557M普通:115系3000番台N11編成
広島周辺では227系が破竹の勢いで増えて、黄色い電車の牙城を脅かしている。さすがに115系の姿を見ないということはないが、タイガーロープで写欲が湧かないなんて贅沢はもう言っていられない。すっきりしたストレートを探し求めて向かった先は山口県境の小瀬川鉄橋。2扉黄色の山陽らしいスタイルの115系は、春めきながらもまだまだ鋭い陽射しを受けて走ってきた。

PF+8 Carriages


山陽本線:神代-大畠/9023レ「特別なトワイライトエクスプレス」:EF65 1128+24系25型改客8連
すっかり山陽路が板についてきたトワイライトを狙って大畠の俯瞰に出向いた。もともとは引きで構図を組むつもりだったが、冬枯れともやった空気のダブルパンチにあえなく降参。代わって400mmでサイドビューを狙うことにした。穏やかな水道越しに見るPFと8連の客車の組み合わせは、485系を挟んでいるあたりが「なは」に通じるものがあってどこか懐かしい感じがあった。

古色蒼然・山陽本線

北陸新幹線開業に伴う並行在来線の3セク化という変革があと5日後に迫っている。新幹線の開業とともに繰り返されてきた構図だが、今から40年前には山陽本線が同じ顛末を辿った。山口県内を見てみると現行ダイヤではだいたい40分おきに列車が走っていて、無人駅も少なくない。

山陽本線 小野田-宇部/山陽本線普通3342M/115系C-41編成
少し寂れた駅が散見される中、宇部や小野田の駅は少し違った雰囲気で好ましい。これらの駅は小さいながらに貨物の取り扱いがあり、いかにも支線然とした宇部線の分岐があったりや待合室に蕎麦屋が残っていたりするなど、昔ながらの一般駅にあったアクセサリーが一通り揃っているためだろう。初めて訪れた8年前からほとんど変わらない駅構内をしげしげと見まわしていると、8年前とほとんど変わらない出で立ちの115系がやってきた。227系の投入を控え、車両面での変化は避けられないようだが、この駅の雰囲気はまだ長生きしてくれそうだ。
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