吾妻線

onstage


吾妻線:小野上-祖母島/試8522M:クモヤ145-107
朝日の時間に写真を撮るのは不思議な高揚感があるもので、霜取りクモヤ人気の裏にはそんなところもあると思う。車の温度計がマイナス2度を示すような冷たい朝だったが、だんだんとガーダー橋に日が当たって行くのを見るのは本当に気持ちがよかった。 影が抜けきったのは通過数分前。MT54Aのモーター音が吾妻川伝いに聞こえてくる頃だった。

Holiday Express 651

3連休は惜しくも悪天候でほとんど家にこもりきり。そこで少し前の写真を見返したりしていた。その中からの1枚。吾妻線切り替え直前の休日に撮った写真だ。

吾妻線旧線 岩島-川原湯温泉/3031M「草津」31号/651系1000番台OM204編成
吾妻線はかろうじて1時間に1本普通電車が来る程度のローカル線で、特急草津も平日には2往復しか設定されていない。従ってあまり列車が来ないイメージを持っていたのだが、当日は行楽シーズン中の休日、観光需要に応えるべく2往復の特急が加わり、意外と電車の間隔が開かない。しかも特急は指定席まで結構な乗車率で、ファインダー越しに賑わいが伝わってくる。スーパーひたちとしてビジネス客を130km/hで運んでいた頃とは全く違う余生を送る651系だが、これもまた特急列車の正しいあり方。意外性のある起用だったが、馴染んでいるようで喜ばしい。

湖底で電車を徒労

吾妻線岩島-長野原草津口は八ッ場ダム建設に伴い、将来的にはダム湖の湖底に沈むことになる。行こう行こうと思ってはいたものの、高崎からさらに1時間超の電車移動が必要となるその不便さゆえになかなか足を運ぶ機会を持てていなかった。線路切り替えまで1週間を切って慌てて天気予報とにらめっこし、晴れると踏んだ先週日曜日、片道4時間をかけて廃線モードで賑わう川原湯温泉駅に降り立った。

吾妻線 川原湯温泉-長野原草津口/535M/115系
しかし始発で出たにもかかわらず現着は10時を過ぎてしまったので、定番の不動大橋は光線が悪い。やむを得ず徒歩で他の撮影地を探すことにした。到着してから4時間弱、まともな写真が撮れずにがっかりしながら彷徨っているうちに線路を見下ろす橋に辿りついた。架線柱はかかるものの光線状態は良好、箱庭感もあって雰囲気は悪くない。手持ちであれこれアングルを考えているうちに4連の115系がやってきてくれた。

この収穫に気を良くして、線路沿いを長野原草津口まで歩いてみたが、結局撮影地は見つからず7km強の徒歩行軍は徒労感の強いものとなってしまった。加えて長野原草津口で1時間超の列車待ち。退き際の重要性を噛みしめながら22時過ぎに帰宅した。 
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