Railways in Ukraine

World of SIMUTRANS


Metinvest Kryvyi Rih Iron Ore Plant専用線/Metinvest 2TE10M+貨車10両
穴だらけで道路事情は悪く、内陸水運もドニエプル川に限られるウクライナでは鉄道貨物輸送のシェアが大きく、700m級の貨物列車が旅客列車よりもずっと頻繁に走っている。どこかで見たことのあるような光景だと思えばsimutransで、ゲームよろしく露天掘りの鉄鉱山の中から当然のように鉄道輸送となる。鉱山沿いの道を往復して見下ろせる位置を探し、風で撒き散らされる粉塵に咳込みながら列車を待った。運転時刻などもちろん掴めておらず、雑然と何本も敷かれたどの線路を走ってくるかもいまいちわからない。いよいよ終業時刻を疑う頃合いになったころ、重連型12軸の2TE10Mがこれまた重量級らしい3軸ボギー台車のホッパ車を押す姿を見せてくれた。

Long haul train


Kyiv-Pasazhyrskyi/138レ:VL80T-1073+客車18両
ウクライナを東西に横断する138列車は20時間35分の旅となる。ロシアとの係争地ルハンシクを15時すぎに出ると、深夜も途中駅でマメに乗客を拾い続けて首都キエフには夜明け前の到着。6時間ちょっとの旅程を残して一休みする姿を薄明の空の下で捉えた。牽引機は貨物仕業がメインの交流機VL80で、厳めしい機関車を先頭に東海道新幹線よりも長く連なった堂々たる客車編成には陸の王者の風格があった。

Timetables Information by Train#138

圧倒的に向日葵


Dnipro-Zaporizhia Line:1045KM-1047KM/Suburban Train No.6585:ER1 6連
夏の旬は長いようで短く、ヨーロッパともなれば8月末にはもう秋めいた色合いを帯びるエリアもある中、ウクライナでは向日葵が鮮やかな光を放っていた。一様に下を向いていて元気いっぱいという感じではなかったが、遥か彼方まで広がる黄色は暴力的でさえあった。種から作られる向日葵油の生産量がロシアを僅差で破って世界一を誇る程で、国土面積の差を考えるとウクライナの力の入れようが窺える。絵作りにもこの上ない助っ人となったが、背の高さゆえに見下ろせる立ち位置を探すのには難儀した。なんとか高さを稼いで構図を組むと一日数本のエレクトリーチカがほどよい存在感でアングルに収まってくれた。

エレクトリーチカはじめ


Dnipro-Zaporizhia Line:1049KM-1045KM/Suburban Train 6538:ER1 22401+2404+2406+2405+0304+2409
今年は昨夏訪れたポーランドから一歩進んで1520mmゲージ、ソ連の残滓色濃いウクライナに足を踏み入れた。いくつかあった狙いの一つがラトビア生まれの近郊型電車で、飛行機のような6枚窓を備えた半流型の顔だちが魅力的だ。半世紀前の車両ながら旧共産圏の直流区間に点々と残存しており、とりあえず塗装にこだわらずに撮影に当たったのだが、実際ファインダー越しに対面するといろいろとこだわりが出てくる。ザポリージャのツートンも悪くはなかったが、緑ベースの車両を撮ってみたくなってしまった。
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