関門海峡/博多港

三菱製ふそう


海上保安庁第八管区海上保安本部舞鶴海上保安部PLH21巡視船ふそう
真横からの低い光が幅広・三面折れの船橋を立体的に照らす。強い西流れで渦巻く早鞆の瀬戸で巡視船ふそうを捉えた。ブリッジの形に特徴があるのは戦艦扶桑にも通じるところで因果めいたものを感じてしまう。配置等により船名が変わるのは海上保安庁独特の運用方法で、時に混乱を招くところでもあるのだが、この船には旧名のみずほよりもふそうの響きがしっくりくる。

夏至夕刻、関門西航


海上保安庁第一管区海上保安本部釧路海上保安部PLH01巡視船そうや
いつものようにAISを見るとドック明けの巡視船そうやが瀬戸内海を西に向かっている。現在位置と速力から関門通峡は18時前後と踏んで、九州道を飛ばして壇ノ浦に駆けつけた。海岸線に降り立つともう部埼沖に姿がある。間に合ってひと安心していると今度はジリジリと伸びる山影が心配になったが、夏至翌日のこの日の下関の日没時刻は19時半。18時の時点では太陽高度は15度もあった。果たしてそうやは白い船体を夕陽に染めて航路に入ってくる。500mm越しに追いかける船の動きは意外と素早く、余白・背景のバランスに意識を集中してシャッターを切った。

Naval gray


US Navy 7th Fleet, Destroyer Squadron 15, Arleigh Burke Class Destroyer DDG89 USS Mustin

海を行く


海上自衛隊第4護衛隊群第8護衛隊/はたかぜ型護衛艦2番艦DDG172しまかぜ
はたかぜ型はあまつかぜ型、たちかぜ型から続いてきたターター世代DDGの最終形で、無理なく並んだ兵装、艦橋、煙突が艦影に機能美を伴った均整をもたらしている。大きな改修を受けていないため細部を彩る電子装備にはクラシカルな雰囲気が残り、マスト上のAN/SPS-52や後部に陣取るOPS-11Cが昭和の自衛艦らしさを引き立てている。そんないぶし銀を関門の東口、部埼灯台で待つと、目論見通りしまかぜはアンカーを格納していつにもまして凛々しい姿を見せてくれた。

偽装貨物船


US Navy MSC RRF[Alameda,CA] Keystone State Class T-ACS-3 Grand Canyon State
関門マーチスを見ているとアメリカ船籍のコンテナ船を発見。船籍が気になって調べてみると見た目からして怪しさ満点で、やはり米海軍の輸送船であった。1964年の貨物船にクレーンを据え付け、荷役設備のない港での積卸の支援を目的としているという。輸送能力はそこまで大きくないが、3基のクレーンを活用した揚搭能力が売りで、大型の輸送船とメザシ状態で着岸して積卸作業に当たるらしい。今回関門には1時間遅れで登場。古めかしい貨物船のスタイルが際立ちなかなかの被写体であった。

夜明けにしもきた


海上自衛隊掃海隊群第1輸送隊おおすみ型輸送艦2番艦 LST4002 しもきた
表題は早鞆瀬戸を大爆煙で通過。機関の音が聞こえる距離感で狭水道通峡後のダイナミックな加速を目にすることができた。
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