京阪電鉄

36℃


京阪電鉄京津線:びわ湖浜大津-上栄町/C1503レ普通:京阪800系805編成
夏の盛りの8月上旬。大津市15時半の気温は36℃まで上がっていた。地獄のような暑さに耐えかねていたが、おかげでモクモクと入道雲が湧きたってきた。夏らしい絵作りに期待を持って観察していると、上昇気流がかなり強いようでものすごい速さで上へ上へと伸びていく。それに合わせて構図をどんどん上に向けていくのだが、15分おきに来るはずの電車がなかなか来ない。姿を見せた時は本当にギリギリのタイミングで、トリミング余地ゼロという妙なプレッシャーを受けながらシャッターを切った。

「お前を電車オタクにしてやろうか」


京阪電鉄京阪本線:橋本-樟葉/A1821A快速特急「洛楽」:京阪3000系3004編成
と言わんばかりにダブルデッカー、可変多ドア車、併用軌道など京阪電車には様々な魅力が詰め込まれている。こんな沿線に生まれてしまったらオタクになるのもやむを得ないが、そんな京阪の新しいバリエーションがこの洛楽で、大型LCDを活かしたヘッドマークに加えて和風な装飾灯、さらに京橋-七条ノンストップの赤いサボまで添えて3000系を千両役者に引き立てている。最優等種別だけにLEDを写そうと1/320で出迎えるも前情報と異なりあえなく粉砕。リトライの必要性が出てきてしまったが、京阪再訪に楽しみを残したという意味では満更でもない。

ドア充


京阪電鉄京阪本線:淀-中書島/急行F0600Z/京阪5000系5551編成
18m5ドアの車体が7両連なるとサイドビューは本当にドアばかりで、扉間の窓が1段下降の狭窓になっているところには潔い感じさえする。首都圏にもない全車多扉の仕様だが、それでいて日中は何食わぬ顔をして3ドア車として走れる気の利いた車両でもある。ギミック満載で下手するとあっさり消えてしまいそうなキワモノながら、的確に使いこなしているところは京阪の面目躍如といったところ。登場から45年を迎えても全車健在で、軽やかな足取りでカーブを抜けて淀のストレートに収まった。

初対面


京阪電鉄京阪本線:淀-中書島/急行F0604Z:京阪2600系2634編成
最近京阪を利用する機会がちょくちょくあって、その独特さに魅せられつつあった。今まで手つかずだったので撮影地選びには難儀したが、気負って朝早くから撮影地に向かった。カメラを構えて待っていると見たことのない車両ばかりが来るので時間があっと言う間に過ぎる。1時間あまりの撮影では急行幕を掲げてやってきた2600系の30番台車が一際嬉しい収穫となった。
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