[鉄道]いろいろ

Hakata #4


鹿児島本線:博多駅/2342M:415Fo110編成+Fo507編成
帰宅ラッシュのピークを過ぎた夜8時前、博多駅4番線に白い415系が8連を組んでやってくる。駅は九州新幹線開業とともに様変わりしたが、415系の佇まいはJR初期の頃からそう変わらない。登場から40年以上が過ぎても全盛期を思わせるワンシーンが見られるのだから贅沢な話だ。この日は全検出場直後のFo110編成がFo507編成を従える美味しい組み合わせで一際満足感の高い一枚に仕上がった。

銀ガマ黒チキ


日豊本線:直川-川原木(信)/xxxxレ:EF81 303+チキ7052+チキ7051
THE昭和の駅だった延岡駅のリニューアルに伴う思わぬ副産物、白昼のレール輸送列車が日曜日の日豊本線を賑わせてくれた。秋晴れの下303号機の登板を迎えてこの上ない条件が揃った形だが、積荷は僅か6本の短尺レールで醒めた目にはほとんど空コキ2両の回送に映る。一枚撮ってさっさと転戦を決め込むつもりだったが、うっかり南下を始めてみると最高速度75km/hの列車には1時間1本のにちりんの足止めが意外なほど効いて、あと少しだけ・次の停車までと結局延岡まで追っかけてしまった。どれどれのおかげで位置を常に把握できるため撮影地を探す余裕まであり、素敵な鉄橋に巡り会うことができた。

Redarrows


西武鉄道秩父線横瀬車両基地/西武5000系クハ5503 西武10000系10102F
お礼参りに行ったはずが新旧レッドアローの並びだけで早々にノックアウトされてしまった。

CAMOUFLAGE


久大本線:豊後中川-豊後三芳/7004D「ゆふいんの森」4号:キハ71系4連
30年目を迎えたゆふいんの森は九州を代表する観光列車としての地位を確立しており、緑のラウンドボディは被写体としても魅力的に映る。が、よくよく考えるとメタリックグリーンに金をあしらった色使いは割と派手で、奇抜な形状との組み合わせはともすればキワモノの類に入ってしまいそうなもの。見慣れているが故に違和感が薄いのかと早とちりしていたが、豊後中川のお立ち台に収まったキハ71を見て合点が行った。東北とも西日本とも違う茶色を帯びた九州の緑を見事に映した塗装だった訳だ。ただそれだけに森バックで捉えると迷彩効果が抜群に効いて、記録写真としてはいまいちの仕上がりとなってしまった。

捜索・偵察・撮影


熊本市交通局幹線熊本駅前-祇園橋/xxxx電車:熊本市交通局1060形1063号
毎日決まった動きをする5014ABと違って、1063号は単車共通運用に放り込まれるため狙いにくい。とはいえどこかしら線路上にいるわけで、始発前の熊本市電全線を点検する。交通局車庫の脇を通りかかると、シックな塗装がちらりと目に入った。引き返して目視確認すると、パン上げ・A系統。動きがわかればこちらのもので、出庫を待たずに祇園橋に向かった。立ち位置を変えつつ構図を試していると、あっという間に通過時間となる。信号のタイミングは上々だったが、地味に目立つ九産交バスの併走を食らう。打つ手なしながらバシャバシャとシャッターを切ると、意外にもバスは1063号の後ろに隠れきってくれていた。

あなたとコンビに


肥薩おれんじ鉄道:上田浦-たのうら御立岬公園/6147D:肥薩おれんじ鉄道HSOR-100形101A
夕方の上り貨物を狙って久方ぶりの肥薩おれんじ区間に足を延ばした。車で入りづらい上田浦の集落をロケハンしようと歩きまわっていると、昔からよく見かけたS字トンネル抜きのアングルに出くわした。せっかくと思って普通列車の時間に合わせてカメラを構える。踏切が鳴ってカーブの先に覗かせた顔はまたしてもファミマ塗装。どこかの三セクにあってもおかしくないような色合いで、NDCにもよく似合っていた。

Long haul train


Kyiv-Pasazhyrskyi/138レ:VL80T-1073+客車18両
ウクライナを東西に横断する138列車は20時間35分の旅となる。ロシアとの係争地ルハンシクを15時すぎに出ると、深夜も途中駅でマメに乗客を拾い続けて首都キエフには夜明け前の到着。6時間ちょっとの旅程を残して一休みする姿を薄明の空の下で捉えた。牽引機は貨物仕業がメインの交流機VL80で、厳めしい機関車を先頭に東海道新幹線よりも長く連なった堂々たる客車編成には陸の王者の風格があった。

Timetables Information by Train#138

参加賞


和歌山線:大和新庄-高田/424T:105系SP001編成+SW008編成
和歌山線の105系は戸袋窓つきの側面に非冷房風の屋根上が残る逸品で、駄目押しのごとく103系1200番台の顔をしている。これら三大要素は編成によってまちまちで、撮影条件を含めて選り好みするためにはそれなりの行動と運が必要だった。大和新庄で戸袋窓あり4連を撮るという最低ラインは設定していたものの、いつしかシーズンオフが迫る。慌てて運用と天気を見比べていたが、いよいよラストチャンスというところで深夜の山陽道を走る羽目になった。着いてみると美しい夜明けが待っていたが、案の定雲が湧いてドキドキハラハラの待機の末かろうじて車両には光が当たった。

LOW KEY


只見線:入広瀬-上条/2427D:キハ47 519+キハ47 518
峻嶮な越後山脈を伝って走る只見線は、かねてより情景派には魅力的な路線として名高かったが、キハ40系列の置き換えが進む現状では車両的にも見逃せない存在になってきた。残雪と新緑のシーズンは逃してしまったので、緑の濃い季節をきっちり撮ろうと地図と作例を頭に入れて新潟へと向かう。只見川の渓谷美に霧の演出が加わる会津側こそ如何にも只見線といった風情だが、破目川が織りなす河岸段丘を行く小出側も見どころ十分で、米どころ魚沼らしい美しい田園風景が広がる。そんな緑をファインダーいっぱいに捉えて、気の早い最終列車を待った。みるみる落ちる露出に合わせて設定はISO4000 F4 1/40。ダメ元でシャッターを切ると、どうにか一枚だけ止まった絵を得ることができていた。

HIGH KEY


只見線:会津宮下-会津西方/422D:キハ40 571+キハ40 572+キハ40 2026+キハ40 2141
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