[鉄道]風景
11月7

Metinvest Kryvyi Rih Iron Ore Plant専用線/Metinvest 2TE10M+貨車10両
穴だらけで道路事情は悪く、内陸水運もドニエプル川に限られるウクライナでは鉄道貨物輸送のシェアが大きく、700m級の貨物列車が旅客列車よりもずっと頻繁に走っている。どこかで見たことのあるような光景だと思えばsimutransで、ゲームよろしく露天掘りの鉄鉱山の中から当然のように鉄道輸送となる。鉱山沿いの道を往復して見下ろせる位置を探し、風で撒き散らされる粉塵に咳込みながら列車を待った。運転時刻などもちろん掴めておらず、雑然と何本も敷かれたどの線路を走ってくるかもいまいちわからない。いよいよ終業時刻を疑う頃合いになったころ、重連型12軸の2TE10Mがこれまた重量級らしい3軸ボギー台車のホッパ車を押す姿を見せてくれた。
9月1

Dnipro-Zaporizhia Line:1045KM-1047KM/Suburban Train No.6585:ER1 6連
夏の旬は長いようで短く、ヨーロッパともなれば8月末にはもう秋めいた色合いを帯びるエリアもある中、ウクライナでは向日葵が鮮やかな光を放っていた。一様に下を向いていて元気いっぱいという感じではなかったが、遥か彼方まで広がる黄色は暴力的でさえあった。種から作られる向日葵油の生産量がロシアを僅差で破って世界一を誇る程で、国土面積の差を考えるとウクライナの力の入れようが窺える。絵作りにもこの上ない助っ人となったが、背の高さゆえに見下ろせる立ち位置を探すのには難儀した。なんとか高さを稼いで構図を組むと一日数本のエレクトリーチカがほどよい存在感でアングルに収まってくれた。
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