北越急行

2015/3/14改正1分前

まもなく3月13日が終わり、日本の鉄道史に残るダイヤ改正の日がやってくる。北陸新幹線へと栄転する「はくたか」は赤字前提のローカル線を首都圏対北陸のメインルートに仕立て上げた千両役者だった。将来的な新幹線開業を見据えて必要最小限の投資で高速特急を走らせることが求められ、その結果採られたトリッキーな運転手法がはくたかの魅力でもあった。

北越急行 十日町-薬師峠信号所/1014M「はくたか」14号/681系2000番台9連
その代表例がトンネル内での行き違いで、160km/hで行きかうはくたかと普通列車を両立させるための苦肉の策としてトンネルに設けられた信号所での交換が行われていた。はくたかがトンネルに突入するときにその圧力で短い普通列車がぐらぐらと揺れるのもここでしか味わえない独特な乗車体験であった。電車でGo!以来親しんだシーンであったが、これも過去帳入りしてしまう。

くびき点描

「はくたか」もまた北陸新幹線開業で激変する列車の一つ。列車名は新幹線に栄転するが、途中ルートの北越急行と使用車両の681系の今後の見通しは明るくない。単線区間を160km/hで邁進する姿はここでしか見られないだけに、今のうちに何度か撮影しておきたいところであった。

北越急行ほくほく線 くびき-犀潟/1014M「はくたか」14号/681系2000番台N02+N11編成
ありがたいことに北越急行では運用情報をネットで公開しており、いとも簡単に赤い9連を狙い撃ちすることができる。普段なら絶対に避ける足回りのフェンスだが、稲穂と絡めるためにはやむを得ないと目をつぶった。

北越急行ほくほく線 くびき-犀潟/1014M「はくたか」14号/681系2000番台N02+N11編成
中間連結面にもカメラを向けてみる。替えたばかりと思われるピカピカのブレーキディスクが目立つ。 

北越急行ほくほく線 犀潟-くびき/1019M「はくたか」9号/681系
40mmから400mmにレンズを替えて半逆光の光線を使ってみた。床下機器を雪から守るカバーが連なる姿が681系らしい。

北越急行ほくほく線 くびき-犀潟/1018M「はくたか」18号/681系
よく晴れてくれた一日だったが、最後の最後で太陽が雲隠れ。もとは順光側で構えていたがこうなる覚悟はできていた。そこで直前で走ってアングルを変更。薄明光線を活かしてシルエットに仕上げた。

北越急行ほくほく線 くびき-犀潟/1020M「はくたか」20号/683系8000番台
結局暗闇にGG信号が浮かび上がる頃まで長々と居座ってしまった。漆黒の畦道を歩くのは心もとなかったが、いろいろとアングルを変えて撮影を楽しむことができて満足感のある一日となった。
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