日豊本線

4071レ改め


日豊本線:日向長井-北延岡/8071レ:ED76 1021+コキ7両
光線条件を鑑みて行く時期を勘案していたらシーズンインより先にダイヤ改正が来てしまった。慌てて動向をチェックしてみるとなんとか走ってくれているようだが、並行する東九州道は既に全通しており予断を許さない状況は変わらないらしい。そうでなくても4月には前面に陽が回らなくなってあっという間にシーズンオフとなってしまうので、写欲に任せて延岡に向かう。自由度の高いポイントで構図には悩まされたが、ローアングルから緩やかにしなるローカル貨物らしい短編成を200mmテレ端で捉えた。

北川橋梁俯瞰


日豊本線:北川-日向長井/4075レ(遅れ):EF81 501+コキ10両
北川に架かる鉄橋は日豊本線に点在する橋梁撮影地のなかでも規模の大きさと背景の綺麗さで群を抜く存在なのだが、順光時間帯に通過する列車が数本のにちりんに限られるとあってはポテンシャルを発揮する機会があまりに乏しい。ただ今回は4075レが2時間強遅れてくれたおかげで、舞台のスケール感に見合う役者との組み合わせが叶った。とはいえ舞台も役者も理想とは違っているのというのが正直なところで、構図を組みつつ夏の緑と赤い機関車とのコントラストを夢見てしまった。

隘路


日豊本線:竜ヶ水-鹿児島/6929M普通415系500番台
豆粒俯瞰欲求が高まっていたところでちょうど鹿児島に帰ることになったので、時間を作って錦江湾を見下ろす寺山公園に向かった。400mの高さから見下ろすと、415系の白い車体がほどよい存在感を出してくれた。

国鉄型電車最終章・南端編


日豊本線:重富-姶良/6928M:415系500番台Fk515編成
中学生の頃から何度となく通っているこの思川橋梁だが、ちゃんと狙ってみると結構いい撮影地で昔見たいろんな車両をちゃんと撮り直してあげたくなる。475系・485系・キハ58と様々な車両が思い出されるが、無理ばかり言ってもしょうがないので、今ある被写体を探す。現状魅力的な被写体は4両で走る415系だろうか。鹿児島で活躍する国鉄型電車は415系4連5本の20両のみとなってしまって久しい。

謹賀新年

日豊本線 川南→高鍋/5075M ひゅうが5号 787系

元日は日の出から撮影をスタート。シルエットを狙いに太平洋側まで繰り出した。九州の遅い太陽は7時半を過ぎてからようやく姿を見せてくれた。

ななろく・ぱーいち

ついこの間まで九州と言えばいたるところでED76の姿を見ることができたものだったが、富山区からの転入により増強されたEF81が運用範囲を拡大したため、意外なほどその姿を見る機会は減っている。

日豊本線 津久見→日代 4075レ EF81 408+コキ

九州の東海岸を行く日豊本線では南延岡まで乗り入れる4075レがEF81の運用となり、黄色いタンクコンテナ車とED76の組み合わせは見られなくなっている。とはいえ代わって入ったEF81もバラエティ豊かで興味深い。西大分以南ではローカル貨物らしい編成長となり、豊後水道と織りなす風景も相俟って魅力的な被写体であり続けている。

鹿児島本線(肥薩おれんじ鉄道) 肥後二見→上田浦 4093レ ED76 1015+コキ

日豊本線で4075レをEF81に譲った代わりに、鹿児島本線を踏破する4093レが2013年改正ではED76牽引に戻り、東シナ海岸を行く姿が復活している。沿線には海バックのお立ち台が点在しているが、この時期の肥後二見のポイントでは綺麗に光が回ってくれる。トンネル脇の斜面で列車を待つとやってきたのは1015号機。ちょっと前なら見向きもしないような後期型のカマだが、もはや贅沢は言っていられない。そんな思いでシャッターを切った。

remember

日豊本線 浅海井→狩生 9093Mリメンバーにちりん 485系Do32編成

Do32が鹿児島まで走った。もともと緑のDk9編成として鹿児島配置の長かった編成だけに鹿児島で撮りたかったところだが、あいにく延岡以南は日没後の走行となってしまった。せっかくの字幕だったがフィルムということでかぶりつきは危険と判断、快晴だったこともあって俯瞰にチャレンジしてみた。もう少し海を大きく入れたほうがバランスがよかったようで悔しい。

「ななつ星 in 九州」運転開始に向けた動き(8月)

JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」は10月15日に運転開始が予定されており、いよいよ準備も大詰めを迎えている。今月は黒いカバーに覆われた状態での試運転がメイントピックとなった。


回レDF200-7001+客車(日豊本線 北川~市棚)

8月1日には前月に小倉工場に甲種輸送された日立・下松工場製の客車4両にJR九州の小倉工場で艤装された3両を加えた7両のフル編成が小倉工場付近に姿を見せた。小倉工場に付属する線路で行われたこの試運転には当然のようにDF200-7001が登板し、ようやくななつ星編成のお披露目となったが、これら8両全車が黒いカバーラッピングに覆われた状態であり、鮮やかな古代漆色の姿はお預けとなっている。


回レ DF200-7001+客車(日豊本線 霧島神宮~国分)

この後はお盆の多客期を迎えたこともあり、ななつ星編成は動きを見せなかったが、お盆が終わるとともに活発な試運転がスタートした。15日の深夜には日豊本線西小倉~宇佐間75kmを往復し、続いて17日の夜には長崎本線を踏破して、長崎地区での試運転に入った。1週間にわたって試運転を行った後、24日の夜に長崎を発つと長崎・鹿児島・久大・日豊の各線を経由して鹿児島中央まで堂々606.8kmを一気に走破している。このロングランでは宮崎県に入るころに日の出を迎え、鹿児島中央まで白昼堂々の走行を見せた。


DE10 1755+客車+DF200-7001(鹿児島中央駅)

鹿児島地区での試運転は到着した25日の夜から開始され、29日まで鹿児島中央~南宮崎を往復した。夜間から早朝にかけて行われたこの試運転では鹿児島に常駐するDE10 1755を下り方鹿児島中央方につないだプッシュプルの形態がとられ、復路では国鉄色のDE10が先頭に立って走行するシーンも見られた。この試運転の後、30日には再び日豊本線を日中に走行して、大分車両センターまで北上している。


回レ DF200-7001+客車(日豊本線 日向市~門川)

これらの試運転は乗り心地のチェックを目的にしていたということで、今回得られたデータは試運転と並行して進められている客車車内の仕上げにもフィードバックされることだろう。また7月にも行われた気動車を客車に見立てた試運転も継続されている。


回レ DF200-7001+客車(日豊本線 田野~青井岳)

このように仮の姿で試運転に臨んでいるななつ星編成だが、その細部にクローズアップしてみたい。まず客車は全7両編成が平屋構造の同断面に揃えられ、専用機関車とも屋根の曲線がそろうため、統一感を強く感じさせる編成外観に仕上がっている。編成は下り方鹿児島中央方から居室を備える寝台車を5両連ね、食堂車・ラウンジカーを上り方に配している。寝台車は編成端の1両は2室のデラックススイートを有し、他4両にはそれぞれ3部屋ずつスイート個室が設けられている。これらのスイート車は海側に個室を持つ車両と山側に個室を持つ車両が交互に連結されており、一見不思議な窓配置となっている。寝台個室はすべて2人用で、寝台車5両での定員は28人となる。


 回レ DF200-7001+客車(日豊本線 北川~市棚) 

技術的な面では、アルミダブルスキンと思しき車体が787系と同様のボルスタレス方式の台車を履いている。ブレーキ方式は不明だが牽引機のDF200との間に合計3本を引き通していることから1本のみを引きとおす24系やE26系などとは異なる方式が採用されている可能性がある。連結面には貫通路上に車体間ダンパのみを備え、連結器脇の車体間ヨーダンパは設置されていない。


回レ DF200-7001+客車(日豊本線 南日向~美々津)

電源はラウンジカーと食堂車の床下に備えられた比較的小型の発電機から供給される。空調設備は寝台車では個室ごとの制御を行うため、小型のものを個室につき1基ずつと通路などの共用スペースに2基の計5基を配置し、共用となるラウンジカーと食堂車は車端部に大型の2基を搭載している。また、車内では無線LANサービスが提供される予定であるため、食堂車の屋根上にはE259系やE657系などに設置されているものと同様のWiMAX用アンテナが設置されている。



 回レ DF200-7001+客車+DE10 1755(鹿児島中央駅)

黒いカバーラッピングが目を引くななつ星編成だが、それが仮の姿であることを表すように下のモールドが浮き出る瞬間もあった。そしてそのラッピングの下の艶やかな姿を目にする日もそう先のことではないのだろう。9月中にその姿をとらえられることを期待して、今月分の記事を終えたい。

櫻島


活火山・桜島は鹿児島県本土のど真ん中に鎮座する。鹿児島市市街地とは4kmの錦江湾を隔てるのみ。爆発的な噴火があると東風に乗った灰が市内に降りそそぐ。


昨夏、鹿児島から那覇への機窓から捉えた噴煙。先日の5000m級の噴火の際には通常とは異なり桜島の風上側にあたる東側を飛ぶ様子も見られたようだ。


一方列車と桜島をワンフレームに収められる場所は少ない。帖佐~錦江の別府川橋梁はそうした数少ないポイントの一つ。日の長い季節の夕方が旬だ。

鹿児島から国鉄電車が消える日


2013年3月改正で717系の運用が終了。 

2009年から段階的に817系への置き換えが進行し、2012年以降は2連2本が残るのみとなっていた。

既に特急用の485系の置き換えは完了しており、残す国鉄型電車はこの415系5本のみとなった。

2003年9月30日に817系第一陣が運用開始してからまもなく10年が経つ。

国鉄民営化から26年。鹿児島からも国鉄の名残が失われつつある。

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