オリンピック特需の飛来機ラッシュやインド空軍との共同訓練など一生もののお楽しみがふんだんにラインナップされ、さらにアメリカでエアショーか東欧電車遊びかとあれこれ企みを巡らせていたが、どれもこれもSARS-CoV-2の前に夢幻と消えた。加えて移動の制限が被写体の消滅につながって、4発エアライナーなどは壊滅的な状況に追い込まれている。そして先行きの予測は極めて難しい。「これが最後かもしれない」と言う緊張感を持って被写体と向き合う必要性を痛感させられた一年だった。