日田彦山線:呼野-採銅所/952D:キハ147 54+キハ47 1125
苔生した石積みのトンネルポータルから顔を見せたキハ147を捉える。腕木式信号機に第4種踏切あたりだったらよりシックに仕上がったに違いないが、開業以来のストラクチャーと現代的なアクセサリーの組み合わせこそ現役の鉄道路線らしい趣がある。添田と日田の間にも魅力的な情景部品が取り揃えられていたが、復活は叶わなかった。何気無いワンシーンを丁寧に記録することは大切だが難しい。この一枚を見ながらそんなことを考えさせられた。