秩父鉄道秩父本線:上長瀞-親鼻/7305レ:デキ500形デキ507+ヲキ
被写体を求めて彷徨って夕刻の荒川の河原に辿り着いた。2月とあって背景は見事に冬枯れで構図に困る。ステンレス車ばかりになった電車を撮りながら、望遠レンズ絞り開放でサイドビューを浮かび上がらせる手を思いついた。しかし茶色い中にも緑が残る木が混じっていて地味に目立つ。茶色単色の背景を求めて右往左往のあげく岩場に這い蹲ってアングルを組んだ。貨物がやってきたのはもうトロ火の頃だったが、車体の凹凸がいい味を出してくれた。