佐世保線:三河内-西有田(信)/回9936M:415系Fo105編成
冬の終わりを告げる梅に始まり、桜、藤、最近ではネモフィラなど観賞用の花々がかわるがわる見頃を迎えて目を楽しませている。一方で空中窒素の土壌固定という実用上の目的で植えられた蓮華草だって鮮やかさの面で負けてはいない。一面に広がったピンクの絨緞は電車の引き立て役にぴったりに見えたが、構図を組み始めるとバランスの難しさに気付くことになる。花弁の合間を飛び交う蜜蜂に混じってセンチ単位でカメラを動かすこと30分あまり、なんとか列車が来る前にアングルが決まった。