鉄道写真のかぶりつき編成写真を筆頭として乗り物の記録写真には定型があって、船写真では俯瞰アングルがそれに当たると思っていたのだが、最近見る目が変わってローアングルに魅かれるようになってきた。先週土曜はカナダ海軍の入港がアナウンスされており、加えて素晴らしい秋晴れが広がった。ローアングルの誘惑が築城予行・遅れナナロク貨物などに勝って足は佐世保に向いた。

Federal Fleet Services Resolve Class Auxiliary Oiler Replenishment Vessel MV ASTERIX
寄船に着くと既に補給艦アステリクスが姿を見せており、ひとまず神社裏でシャッターを切る。コンテナ船を改装した民間籍の補給艦で、ドイツ海軍ベルリン級の同型艦導入までの繋ぎとして今年春に就役したばかりの代物。洋上移送装置やヘリコプター甲板などを新設している上、艦橋も改められているためほとんど原型を留めていない…と説明できるようにやはり俯瞰アングルの情報量は多く、捨てがたい思いはあったが、アステリクスを見送ると共に波打ち際へと向かった。





Royal Canadian Navy Halifax Class Fligate FFH335 HMCS CALGARY
飛沫が飛んでくるような高さで望遠レンズを覗くとヒートヘイズでメラメラ、加えてカモメがゆらゆら。ブイや漁船が手前に来ることはなく好条件を揃えられたと思っていたが、想像以上に条件がシビアで思ったよりも広角で狙う羽目になってしまった。しかし潜望鏡目線から見る船は思った通りにかっこよく、薄緑色にメープルマークが映えるカナダ海軍の主力をきっちりと記録することができた。