東京メトロ有楽町線:新木場車両基地/東京メトロ10000系10107F他

福岡市営地下鉄七隈線:橋本車両基地/福岡市交通局3000系3003編成
ともに設計はAlexander Neumeister、製造は日立笠戸で同時期に登場したもので、並べてみると似通ったラインが面白い。前頭部の曲線から反り返ったスカート下部までが綺麗な相似形を描いている。一方で曲線のきつさや運転席側窓の有無、細かいところでは非常用貫通扉のガイドレールなど当然ながら違いはあれこれあって、その理由を探したくなってくる。完全クローズドのリニア地下鉄と横浜・新木場からディープ埼玉までのロングランでは環境の違いが大きすぎるとはいえ、車体強度とスペースの制約、直通規格あたりに集約できそうだが、推論以上の答えを得るのはなかなか難しい。