鹿児島本線:天拝山-原田/4081レ:ED76 1021+コキ
大柄な車体に柔らかな印象があるED76だが、足回りの装いは厳めしい。DT129の台車中心から車輪の脇を経てスカートの下まで伸びる引張棒がその一因で、F級機の台車とは違ったメカメカしい雰囲気が見て取れる。この棒は牽引力を台車からスカート下に延びた車体枠へと伝える役割を果たしており、低い位置で力を伝達することで軸重の移動を抑え、空転を防ぐ仕組み。こうした機械的工夫は視覚的にわかりやすく、インバータ制御に多くを任せる現代機関車とはやはり一味違っている。