筑豊本線:筑前垣生-鞍手/6523D普通:キハ31 10+キハ31 8+キハ31
国鉄末期にローカル線の体質改善を図るべく投入されたキハ31ではエンジン1基で勾配線にも対応できるよう軽量化が強く意識され、ステンレスボディが採用された上に車体自体も切り詰められ珍しい17m級となった。一段下降の狭窓が並ぶサイドビューには優等車両の雰囲気もあるが、実際1+2の配置で転換クロスシートが広がる豪華な客室を備えており、なかなかの優秀車に思われる。ただトイレがないのが欠点で、これが819系投入後の運命を分けることになるのかもしれない。