予讃線:豊浜-観音寺/24M「しおかぜ」+「いしづち」24号/8600系E12編成+E14編成+E1編成
変わった電車の多い四国だが、新車となるとこれまた一味違う電車を作ってくれる。 春から本格的な営業運転に入った8600系もいかにも四国らしい電車で、改造車の289系や試運転中のE353系を除けばJRで最も新しい特急電車でもある。先行投入時の4連はさすがに物足りなかったが、7両も連なると特急らしい雰囲気で、前頭部のオレンジが中間にも挟まるおかげでメリハリの効いた編成美となっている。そんな8600系7連を陸橋から狙うと屋根上の汚れに走り込みのほどが窺えたが、それもそのはずで在籍14両を7連2本に組んで予備車ゼロの連日フル稼働らしい。JR四国の懐事情が忍ばれるところだが、内装は結構豪華に仕上がっているということで今度は車内にも興味が湧いてくる。