太平洋高気圧が消滅して撮影チャンスも消滅しているので、過去絵を掘り返している。

Ligne de Veynes à Briançon:Embrun-Montdauphin/INTERCITÉS DE NUIT 5789:BB67300重連+6B
ローカル夜行が残っていると聞いて、まるまる半日をかけて移動し、さらに5kmを歩いてまで撮りに向かったことがあった。行先はBriançonという保養地で、2両編成のディーゼルカーが行き来しているばかりのエリアだ。そのため夜行も編成は短く、客車はわずかに5両を連ねるのみ。それなのに急峻な山岳地帯を抜けるために重連での運転となる。そのアンバランスが面白いのだが、この列車は冬になればスキー需要にこたえる形でかなり長い編成で運転されたりもするらしく、興味が絶えない存在だ。