上空は晴れているらしい。実際郡山は晴れていた。ただ磐梯熱海の峠を越えてから周囲が真っ白になっている。会津盆地を覆う霧と積もった雪のためで、光が反射するので視程の割に明るい。


磐越西線 広田-東長原/1212M「あいづライナー」2号/485系A1+A2編成
予定していたインカーブは早々に諦め、路肩の雪壁を慎重に上ってアウトカーブに立った。霧の濃淡は刻々と移ろっていて、後ろの木立が見えたり見えなかったりする。そして霧が一際濃くなった瞬間に踏切が鳴り、485系の三灯がカーブの先からゆっくりと姿を見せた。