都心の雪予報は空振りに終わったが、少し山に入ればそこそこの積雪があった。夜のうちにその様子をライブカメラで確認し、山スカで残るC1編成がちょうど運用に入っていたこともわかったので、まだ夜も明けきらない頃から笹子S字カーブへ向かった。

中央本線 笹子-初狩/532M/115系C1編成
道中広がる白銀の世界に否応にも気持ちは高まる。笹子から除雪途中の道を歩き、三脚をたてて列車を待った。ただ先行列車を見ていると光線が側面にまで回っていない。残す希望は雪煙だったが、発車直後とあって豪快さとは程遠く、C1編成は申し訳程度の雪煙を上げて走り去った。期待が高かった分、撮影成果には少しがっかりしていた。そこでなんとか収穫を増やそうと居残ってみていると、予想以上のペースで雪が溶けていく。そして帰り際には銀世界から枯れ山に戻った景色が広がっていた。その鮮やかな変化が一応雪景色を押さえられたんだとポジティブに考え直すきっかけを与えてくれた。