身近で魅力的な被写体は減っているとはいえまだまだ残っている。高崎周辺の115系はその代表例と言っていいのだが、灯台下暗しで真面目に狙ったことがなかった。さすがにこの冬のうちに一度は撮っておこうと、重い腰を上げて両毛線に向かった。

両毛線 駒形-伊勢崎/461M/115系T1144編成
相変わらず安定して晴れてくれているが、赤城山から吹き降ろす北風が非常に強く、気楽に撮影ができる環境には程遠かった。その代わり空気は澄んで視程はばっちり。おかげでうっすらと冠雪した山々が湘南色のサイドビューを引き立ててくれた。