今季一番の晴天に恵まれた先週木曜日、好条件を無駄にしまいと手近な入間基地に向かった。訓練に飛び立ったC-1が予想通り日没直前に帰ってくる。太陽高度は3度。シルエットと迷いながらも、今回は順光側から機首部分を切り取ってみることにした。あとは光が仕事をしてくれるはずだ。

航空自衛隊402飛行隊[入間]/C-1/88-1028
そして日没直前の光線は何気ない着陸をフォトジェニックなワンシーンに仕立ててくれた。初飛行から36年を経た28号機だが、あと何回これほど美しい夕日を浴びることができるだろうか。しかし自衛隊はそろそろ飛行納め。一番のチャンスである冬至の頃にその姿を見られないのはいささか残念だ。