C61 20は重量級のハドソン機ゆえに復活以来非電化区間への入線実績がなかったが、現役復帰から4年目の今年、ようやく架線のない空の下を走る姿を見ることができた。舞台は晩秋の水郡線。試運転初日は晴天にも恵まれた。

水郡線玉川村-野上原/試9839レ/C61 20+12系4連
光線状態は全区間に渡ってあまりよくないので、加速時の煙に期待して玉川村駅近くのインカーブで構えた。予想通りの煙に加えて、ほとんど無風だったおかげで綺麗な形を残してくれたのも嬉しい。12系との組み合わせはミスマッチを否めないが、補機なしで非電化区間を走る姿は堂々としていた。