今年も横田にOC-135B Open Skiesがやってきた。晴天だったので普通に形式的なアングルで撮ることも考えたが、OC-135Bの塗装はあまり好みでないのでTF-33-PW102エンジンを活かしたアングルに決めた。それはつまりランウェイ正面だ。

61-2672 45RS OC-135B[Offutt]
堅実に形式写真を狙う誘惑に抗いながら正面で待つ。幸いにも迷いが膨らむ前に機影が見えてきた。ダラリとぶら下がったフラップはいつもの135と同じだが、細いエンジンが違いを主張している。甲高い金属音が近づくにつれてテンションは急上昇。アプローチコースは先行のハークよりだいぶ低い。400mmで正面を捉えるとすぐにレンズを替えて、広角気味にテールを狙う。黒煙と爆音の下、レンズ越しに見た後ろ姿はまるで707のようだった。