日曜日の昼下がり。貨物列車が何もない駅に止まる。交換待ちだ。


貨物列車同士の交換だった。石灰石を満載した列車が優先なのだろう。汽笛を鳴らして通過していく。

交換を待った空荷の列車も信号が開くとガンガンガンと連結器を鳴らしてすぐに出発していった。

そして鉄道活劇とでもいうべき一幕が終わると駅には静寂が戻る。