2019年12月

感想

鉄道



今年の鉄道写真からは風景ものと雰囲気ものを一枚ずつ選んだ。つまり編成写真からはゼロということだ。一発で満足できる被写体と向き合うチャンスが減っているのは事実で、東奔西走の努力叶わず今年の一枚に相応しい編成写真を得ることはできなかった。それ以外の部分では順光以外の新しい撮り方に挑戦して、ちょっとずつ進歩を遂げられていると思う。とは言え来年こそは順光でかっこいい列車をバシっと決める興奮をまた味わいたいものだ。

航空





飛行機の方面では、撮影回数の割に多くの収穫を得ることができたと感じている。退役迫るファントムの集中的な撮影を果たせたのも嬉しい。VIP機の飛来に恵まれた一年間だったが、チャンスを活かしきれたとは言えないのが悔やまれるところだ。

艦艇



船撮りでは積極的な展開を続けて佐世保で収穫大だった。ただ完成度の面で満足したのは関門で捉えたしまかぜの姿となった。錨を仕舞って甲板上はクリーン。堂々と瀬戸内海を行くその姿はまさに鋼鉄の城だった。一方で台風で中止となった観艦式の苦い記憶も忘れられない。

パトカー

改元やG20、ラグビーW杯など警護案件には事欠かない一年で、東京以外でも様々な車列のチャンスがあった。しかし結局まともに取り組めたのは5月のトランプ来日と10月の即位礼正殿の儀だけで、二の足を踏んで後悔というパターンが多かった。その中から相撲観戦を終えて国技館を後にするトランプ車列を500mmで抜いたこの一枚をベストとしたい。 

2019年は季節ごとに電車飛行機船車をある程度振り分けて撮影に当たったが、結果として電車は夏の絵ばかり、飛行機は冬の絵ばかりになって並べてみるとバランスの悪さが目についた。事前計画のまずさ故に撮り損ねた被写体も少なくない。魅力的な被写体と向き合う難易度がどんどん上がっているので、十分な情報を元にリスクヘッジを意識した判断を心がけていきたい。 

毎年恒例の今年の100枚はこちらから。

撮り納め


西鉄貝塚線:西鉄新宮-三苫/普通:西鉄600形619F
撮り納めを意識的にすることはないのだが、予報と予定を見るとなんとなくの予感はあった。それでもちゃんと前から来る電車を撮れるだろうと思っていたら、微妙な薄雲が沸きに沸いて以後の列車に光は当たらず、ケツ撃ち1枚でなんとも言えない2019年の最終撮影となった。

一服


鹿児島本線:大牟田駅/構内入換:EF81 403

Foggy morning


鹿児島本線:南瀬高-渡瀬/1151レ:EF81 403+コキ200x4

2019 Nyuta


航空自衛隊第301飛行隊[百里]F-4EJ改:37-8315

航空自衛隊第301飛行隊[百里]F-4EJ改:37-8315

航空自衛隊第301飛行隊[百里]F-4EJ改:37-8315

航空自衛隊第23飛行隊[新田原]F-15DJ:32-8059

航空自衛隊第23飛行隊[新田原]F-15DJ:32-8059

航空自衛隊第305飛行隊[新田原]F-15J:22-8815

USAF 14th Fighter Squadron[Misawa]F-16CM:92-3887

USAF 14th Fighter Squadron[Misawa]F-16CM:92-3887
ファントム狙いで行ったはずだったが、PACAFのプリモに度肝を抜かれた印象しか残らなかった。

据え膳

5日分のバリ晴れを百里に集中投入した甲斐あって一定の成果は得られたが、2日のノーフライトが響いて肝腎要の順光での捻りは継続課題となっていた。リトライの機を考えながら福岡に戻ると2機のファントムが後を追ってくる。晴天に恵まれた航空祭翌日、築城のエプロンを覗くとRF-4が電源車を脇に準備万端。百里での位置取りをそのまま当てはめてエンドから1200mに陣取った。

航空自衛隊第501飛行隊[百里]/RF-4E:67-6907
RF-4は低い上がりから緩やかな捻りで行儀の良い背中を見せてくれた。ひとまずの収穫に安心しつつ特別塗装機を待つ。しかし海風が吹いてランウェイが変わり、立ち位置選べずの一発勝負となった。とはいえ悪あがきは忘れず防波堤の先端まで進む。

航空自衛隊第301飛行隊[百里]F-4EJ改:37-8315
黄色いファントムはゆったりとした上昇角から絶妙なタイミングでロールを打った。足掻いたおかげかなんとかだらしない背中にならずに済んでこれまた一安心。近場で手軽に大収穫となったが、あまりに順調でかえって物足りなさを感じてしまうのはさすがに贅沢にすぎるだろうか。

日没3分前


航空自衛隊第501飛行隊[百里]RF-4EJ:67-6380
16時ちょうどに301飛行隊を見送って1日の撮影を終えたつもりでいると、再びエプロンからエンジン音が聞こえてくる。目線を向けるとRF-4に動きがあった。この日の日没時間は16時23分で、順光で撮るかシルエットにするか判断はなかなかに難しい。だがそこは順光主義を通して日のあるうちの離陸に賭けた。離陸準備完了と同時にポイントに着いて勝算が見えたが、あいにく到着機を待つ羽目になってオッズが急上昇。滑走中も光が当たらず南無三の思いで天を仰ぐと、エアボーンとともに陰影が付いた。TACポッドに日が当たるギリギリの光線でRF-4EJの記録を得て、満足度を一層高めて帰途につくことができた。

Normal Operation(2)


航空自衛隊301飛行隊[百里]F-4EJ改:87-8415
ただの上がりでこれ。たまらない。(1年ぶり2回目)

2019 Hyakuri


航空自衛隊第501偵察飛行隊[百里]/RF-4EJ:77-6397他

航空自衛隊第501偵察飛行隊[百里]RF-4E:47-6901他

航空自衛隊第501偵察飛行隊[百里]RF-4EJ:77-6397

航空自衛隊第301飛行隊[百里]F-4EJ改:67-8434

航空自衛隊第301飛行隊[百里]F-4EJ改:37-8315

航空自衛隊第501偵察飛行隊[百里]RF-4E:47-6901

航空自衛隊第3飛行隊[三沢]F-2A:13-8513

航空自衛隊第303飛行隊[小松]F-15J:12-8803

航空自衛隊第501偵察飛行隊[百里]RF-4E:57‐6907

航空自衛隊第301飛行隊[百里]F-4EJ改:17-8439

航空自衛隊第501偵察飛行隊[百里]RF-4EJ:07-5433

航空自衛隊第501偵察飛行隊[百里]RF-4E:57-6907他
レコンファントムラストを飾るにふさわしい最高の晴天の下、シャッターを切りまくる一日となった。

like a CAG bird


航空自衛隊第301飛行隊[百里]F-4EJ改:37-8315
早朝起床・極寒待機・10キロ徒歩行軍を経て百里西側で航空祭のクライマックス、ファントムの機動飛行を迎える。普段クルマに甘えて運動不足の身体は既にボロボロだったが、シャッターを切っては走るを繰り返す数分間は最高に楽しかった。しかし疲労が判断力を奪っていたようで、いつしか4桁焦点距離でのギャンブルへと道を踏み外してしまう。ヤケクソの読みが当たるはずもなく、狙いだった順光の捻りは手に入らなかった。ただ救いは突っ込みの正面形が捉えられていたことで、トリミングとともにポップさが薄れたのか往年のCAG機のような渋いカッコよさが浮かび上がった。
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
  • ライブドアブログ