2019年10月

エイリアン


福岡市道御供所井尻1号線:塩原交差点/いすゞQDG-EXZ52AJ+N700系4000番台783-4021
深夜3時の静まり返った住宅街に27m超の新幹線が現れた。イメージとしては慎重に曲がって行きそうな交差点を実際には普通のトラックに劣らないスピードでくるりと曲がっていく。

Pioneer


10:17/AME4588:Tokyo Haneda-Seoul/Spanish Air Force T.22-2(Airbus A310-304):45-51
A350とA320で世界の空を席巻しつつあるエアバスだが、A300で始まったヨーロッパ域内輸送から長距離路線就航への足がかりとなったのがA310だった。A300の胴体を短くしてペイロードを減らす代わりに航続距離を伸ばした形で、ずんぐりむっくりのシルエットは同様の手法が取られたB747SPやL-1011-500にも共通するチャームポイントとなっている。少し前までパキスタンが定期便を飛ばしていたためありがたみが薄かったが、赤帯に黒い防眩塗装が施されたスペイン空軍の機体はクラシック感が強く魅力的に映る。即位礼期間中唯一の晴れ間が得られた23日朝は成田の誘惑に打ち克って羽田に残留。まさかのソウル行きに怯えながらもどうにか見れるカットを押さえることができた。

饗宴


Turkmenistan Airlines Boeing 777-22KLR:EZ-A777
Air India Boeing 747-437:VT-ESO
Government of Netherland Boeing 737-700BBJ:PH-GOV
Government of Kazakhstan Airbus A330-243:UP-A3001
Royal Moroccan Air Force Boeing 737-8KB BBJ2:CN-MVI
Republic of Korea Air Force Boeing 747-4B5:10001
Brazilian Air Force VC-1A Airbus A319CJ:2101
待ちに待った即位礼正殿の儀が無事執り行われ、悪天をついて世界中から専用機が集まってきた。生憎VIP機が連なって降りてきた21日は展開できず、散発的な出発機を狙って羽田周辺をウロウロする羽目になった。しかも気を持たせたドイツやブルネイも結局日没後の離陸となり、ぐったり疲れた体をP3駐車場に運ぶとずらりと並んだ特別機が出迎えてくれた。心地よい秋風に日の丸も綺麗にたなびいて新時代を祝福している。構図を変えて気持ちよくシャッターを切っていると追加でカザフスタンのA330がトーイングされてきて、専用機ばかり都合7機をワンフレームに収めることができた。

翼端


Narita International Airport/Jetstar Japan Airbus A320-232:JA19JJ他
1990年代は長距離機材を象徴するような存在だったウィングレットだが、2010年代に入ってナローボディに至るまで普及が進んだ。色も形も様々に翼を飾っている。

AEGIS!AEGIS!!AEGIS!!!

澄み切った青空が広がった台風翌日は、避泊帰りの艦隊を狙って久しぶりの観音崎灯台に立った。視程もかつてない程によかったが、メラメラが酷くディテールが失われてしまったのが惜しまれる。それでも観艦式のごとく次々とやってくる護衛艦を眺めるのは贅沢なひとときだった。特に3世代のイージス艦を好条件で捉えられたのは貴重で、比較しやすいようスケールを揃えてトリミングしてみた。

海上自衛隊第1護衛隊群第5護衛隊こんごう型1番艦 DDG173 こんごう

海上自衛隊第3護衛隊群第3護衛隊あたご型1番艦 DDG177 あたご

Japan Marine United まや型護衛艦1番艦 DDG179まや
まや型はあたご型のマイナーチェンジのように思っていたが、並べてみると想像上に違いが大きい。ステルス性向上のために露出部が減っている他、地味なところでは艦橋構造物の面を構成する角度が変わって、SPYレーダーはそれぞれ微妙に違う方向を向いている。トータルバランスで見るとヘリ格納庫のないこんごう型のプロポーションの良さが際立つが、まや型ではヘリ格納庫に背の低い煙突を組み合わせることで均整を取り直しているようにも見える。このように構図を揃えてイージス3型のネームシップ3隻を記録できたのは望外の展開で、家路につく頃には観艦式中止の悲しみはだいぶ癒されていた。

中華神盾


中国人民解放軍海軍 昆明級駆逐艦 太原/PLA Navy Kumming Class Destroyer DDG131 Taiyuan
ブルーウォーターネイビーへの道を邁進する中国海軍の新鋭艦を東京湾で捉えた。仮想敵国からの参加は今回の観艦式最大の注目ポイントで、東シナ海よろしく相模湾を馳せる姿を夢想していたが、チケット入手・休みの調整まではなんとかなったものの、大型台風の前にその可能性は儚く消えた。しかしせめてもの慰めか避泊地瀬戸内海からの鮮やかな反転を決めて、てるづきに伴われた太原は東京湾に舞い戻ってくれた。天気は小雨交じりの悪条件だったが、贅沢を言える被写体ではないので距離と背景を考えて城南島に進出。幸いタグボートや貨物船に遮られることなく艦影を記録することができた。

CAMOUFLAGE


久大本線:豊後中川-豊後三芳/7004D「ゆふいんの森」4号:キハ71系4連
30年目を迎えたゆふいんの森は九州を代表する観光列車としての地位を確立しており、緑のラウンドボディは被写体としても魅力的に映る。が、よくよく考えるとメタリックグリーンに金をあしらった色使いは割と派手で、奇抜な形状との組み合わせはともすればキワモノの類に入ってしまいそうなもの。見慣れているが故に違和感が薄いのかと早とちりしていたが、豊後中川のお立ち台に収まったキハ71を見て合点が行った。東北とも西日本とも違う茶色を帯びた九州の緑を見事に映した塗装だった訳だ。ただそれだけに森バックで捉えると迷彩効果が抜群に効いて、記録写真としてはいまいちの仕上がりとなってしまった。

Hakata #1


鹿児島本線:博多駅/2342M:415系Fo119編成+Fo126編成
普段は下り電車に被られる2342Mの博多駅バルブだが、踏切支障に伴う遅れによりチャンスが到来…したかと思われたところ、生憎遅れは上りにも波及して2342M自体が着発番線変更。バルブの芽は潰えてしまった。しかし1番線に変更と来たから改札を抜けてバスターミナルとの連絡通路に急いだ。バスターミナルと駅ビルの間から覗く線路にカメラを向けて待つ。衆人環視が辛いところだが、幸い列車はほぼ定刻で出発した。連結面に合わせてレリーズ。1/13で真横がきっちり止まってくれた。
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