2018年07月

7:39/ANA1232:Fukuoka-Komatsu/All Nippon Airways Boeing 737-54K:JA303K

8:01/JAL3591:Fukuoka-Matsuyama/Japan Airlines (J-AIR) Embraer ERJ170-STD:JA217J

8:25/JAC3551:Fukuoka-Izumo/Japan Air Commuter SAAB340B:JA002C
今朝は福岡に来て以来最上の晴れに恵まれた。RWYも南風運用と条件が揃ったので離陸を狙う。1時間ちょっとの展開での最大の収穫はJACのサーブ。ATRの導入が進展し、退役機も続々と出ている中、全く記録がなかっただけに好条件で押さえられたのは幸いだった。

南迴線Nanhuixian:枋野Fangye-枋山Fangshan/304次「自強號Ziqianghao」:TRA DR3000x9
台湾環島路線の南東側、知本-潮州118.8kmは非電化で残っている。山脈をトンネルとコンクリート橋で貫く高規格路線だが、主役は日立製のディーゼルカーで3連ユニットを9両編成に組んで最優等列車の自強号として運転される。350psのエンジンを1基搭載するのはJR東海のキハ11と同じ構成で、加えて中間車は発電専門で9両中3両が実質付随車となりパワフルとは言い難い。その代わりに目一杯の走りをしてくれていて、トンネルの狭間で待っているとだいぶ早くから走行音が響いてくる。やがて国鉄キハ然とした顔が姿を現し、賑やかな屋根上を見せつけてアウトカーブを駆け抜けていった。

南迴線Nanhuixian:枋山Fangshan-內獅Neishi/754次「莒光號Juguanghao」 :TRA R100型131+客車9両
列車名は大陸反攻のスローガンに由来する。一方で莒光號が運転を開始した1970年代にはニクソンショックがあって、台湾の国交断絶・大陸中国の国交正常化という話が続く。運転開始時とその後で台湾を取り巻く状況は大きく変わってしまったのだが、莒光號登場とともにデビューしたR100型は変わらずその牽引の任に当たっている。世界中でありふれた汎用アメロコではあるのだが、どこか日本的な色使いのおかげで馴染みやすく、そういった意味で少し特別。20m級客車を連ねて1067mmゲージを駆け抜ける姿には思わず日本の客車列車の幻影を重ねてしまう。
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