2016年03月

牙城


伯備線:備中川面-木野山/1020M特急「やくも」20号:381系9連
伯備線では電化以来381系の天下が続く。塗装こそ現代的な色合いに変わったものの、国鉄色以外では一二を争う似合いっぷりで、絵幕を出しているところもポイントが高い。ただ編成が長短あるのは困りもので、4連を懸念して、そして6連を期待して待っていると、まさかの9連が姿を現した。

裏庭を行く


梅田貨物線:新大阪-梅田(信)/91レ(遅れ):EF66 36+コキ
グランフロント大阪の9階をふらりと訪れると、ちょうど貨物列車が通りかかった。安治川口への出入りのために一日数往復の貨物列車がまだ残っているのだが、そのことを完全に失念していたのでゴトゴトと姿を現したEF66には結構驚かされた。広々とした空地の脇を行く姿は梅田のすぐ裏手を走っているとは思えないほどのんびりとしていたが、この一帯は新駅の設置をはじめ再開発が進む予定なので、この景色もどんどん変わって行くのだろう。

冬空終幕


17:43/NH427:Osaka Itami-Fukuoka/All Nippon Airways (ANA WINGS) B737-54K:JA300K
3月最後の土曜日は好天に恵まれ、加えてPM2.5も花粉も控えめだったのでクリアな青空が広がった。絶好の飛行機日和とあって、昼過ぎから伊丹に展開。伊丹は午後から北風に乗った雲が広がってくるパターンが多いが、今回は夕暮れまで一日中陽射しの恩恵を受けることができた。 狙いはANAのスーパードルフィンの捻りカットで、松山行と熊本行で立ち位置を調整して、日没間際の光線で福岡行のJA300Kを捉えた。翼の影が気になるところではあるのだが、今冬の締めくくりとしてそう悪くもない。

Last survivor


山陰本線:直江-出雲市/4031M特急「サンライズエクスプレス出雲」:285系
最後に残る夜行はやはりこの列車だった。現代の需要にしっかりと応えられる設備と時間の設定が功を奏して、三連休ともなれば満席近い乗車率を保っているようだ。とはいえ需要があったとしても、それだけでは運転継続の理由を満たすには不十分なのだろうからなんとも厳しい。電車化されたというメリットを最大限活かして、せめて285系が使えなくなるまでは走っていてほしい。

S A N T A M A


山陰本線:玉江-三見/9035レ「特別なトワイライトエクスプレス」:DD51 1186+24系25型改客8連
いまやワンマン運転のキハが行きかうばかりとなったこの区間で、DD51牽引の客レが白波立つ日本海を背に駆けていく。これぞ山陰というワンシーンに立ち会うことができて本当に嬉しい。

リバーサル譲渡車


南海電鉄本線:泉大津-松ノ浜(松ノ浜駅先)/2110レ空港急行:南海3000系3513F+35xxF
大手私鉄が譲渡を受ける例は珍しい。それも脇役ではなく堂々8連を組んで優等運用に就くのだから一層珍しいだろう。しかし空港急行として高架線を行く姿には意外なほど違和感がなく、生え抜きの車両たちにも全く劣らない佇まいだった。

Face north


19:31/KE760:Osaka Kansai-Busan Gimhae/Korean Air B737-9B5:HL7708
だんだんと暖かくなってきたので夜遊びもできるようになってきた。北風運用だったのでほとんどの飛行機はデッキにお尻を向けてしまったが、スポット位置の関係かコリアンの737はこちらに顔を向けてくれた。少しぐらい動きを入れようとトーイングカーが動き出したタイミングでレリーズを切った。

落日の振り子特急


阪和線:杉本町-浅香/71M特急「くろしお」21号:283系HB601編成
今度のダイヤ改正で383系が大阪から姿を消すが、もう一つ寂しい変化が訪れている。それは同じく振り子特急である283系のスピードダウンで、新大阪-新宮の最速タイムは3時間59分から4時間4分へとスローダウンする。わずか5分ではあるのだが、これにより非振り子の287系で運転される列車との所要時間の違いはたった1分となってしまった。キハ261系以来8600系やE353系など空気バネ傾斜が幅を利かせるようになって久しく、もはや振り子特急の時代は終わりを迎えつつあるのかもしれない。

Grand bridge


東海道本線:新大阪-大阪/1137B普通:321系
上淀川橋梁の下に立つと、橋を渡る轟々という響きはだいぶ遠くから聞こえ始める。670mを誇る淀川の川幅を感じる瞬間で、そんな長大鉄橋が戦前の1939年の時点でいまと変わらない3複線の規模に達していたというからすごい。一番古いのは真ん中の上り本線で、その開業は実に1901年・明治34年にまで遡る。一方で川を渡る車両は様変わりして、そのほとんどがJR型に変わった。第2世代の通勤電車として登場した321系も11年目を迎え、いまや第3世代の時代が来ようとしている。

プレシーズン


桜島線:ユニバーサルシティ―安治川口/2368E普通(09M):103系LA2編成
春が近づくにつれて日の出は次第に北にずれて、この時期は太陽はほとんど真東から上って真西に沈む。朝方は北東に進む列車の前面に陽射しが当たるようになってきた。朝からバリ晴れだった土曜日、早速そんな光線を活かして安治川口の下り勾配でしなる103系を捉えてきた。少し前面が甘いが、冬の鋭さを残す光がオレンジバーミリオンを鮮やかに浮かび上がらせてくれた。
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