2015年03月

アルミの質感



東武野田線 南桜井-川間/1827A/東武60000系

N700の幸運

日本最速の座をE5系に譲りはしても、N700系は東海道新幹線の主役・日本の新幹線の顔として君臨している。甲乙つけがたい両者だが、N700系が圧倒的に恵まれている点がある。それは足回りを見通せるポイントで、防音壁が張り巡らされる東北新幹線では決して得られないものだ。


東海道新幹線 米原-京都/117A「のぞみ」117号/N700系
なかでも米原付近の高架橋は南北に通っており、夕暮れ時にはすっきりてしたシルエットを捉えることができる。それを狙って訪問を重ね、これで三回目。今回は西の雲が直接の夕日を遮ってしまったものの、おかげでバックは暗く落ちてノーズの輪郭を浮かび上がらせてくれた。

Doctor Yellow

ドクターイエローとして名を馳せる923形だが、検測装置の小型化により検測専用編成の必要性は低くなってきている。九州新幹線では検測機能を搭載した800系がその任を全うしているし、N700系に検測機能を付与する計画はかなり前から聞かれている。


山陽新幹線 西明石/4984A/923形T4編成
ドクターイエローという存在自体に黄色信号がついていると言える状況だが、現行の923形は700系ベースである以上700系とともに引退すると考えられ、そもそも長い時間は残されていない。東海道新幹線285km/h運転の時代が始まったことを踏まえるとなおのこと923形の先行きは暗い。そんなわけで早いうちに押さえておきたいと思っていたところ、ブルーインパルス見物のおまけでチャンスを得た。メラメラが激しく400mmで6灯を点した表情を圧縮する作戦は諦めざるを得なかったが、山陽新幹線らしい長い待避線のおかげですっきりした構図をとれた。そして、多くのギャラリーとともに迎えた通過シーンは編成が短いせいか一層のスピード感を伴っていた。

落日のキハ40



肥薩線 植村-霧島温泉/4231D/キハ40 8063
いまは全国各地で見られるキハ40系列だが、いよいよその勢力にもメスが入れられることになった。今改正で東海から消えたのを皮切りに、続いて石巻地区が5月末にハイブリッドディーゼルに置き換えられ、その玉突き転出でいまだ残る非冷房の車両がとうとう消え去る運命にあるようだ。さまざまなバラエティーがあるヨンマルだが、その一つ一つがいよいよ貴重なものになっていきそう。

Stratoblue

曇天・PM2.5・花粉のローテーションが続いていてファインダーを覗く機会が激減している。その反動で機上で久々に綺麗な空を見かけると、思わずずっとカメラを握って外を見つめる羽目になる。

JL1840:Nagasaki-Tokyo Haneda/Japan Airlines B737-846/JA332J/三重県鳥羽市南西沖39000ft
(from BC301:Tokyo Haneda-Kagoshima/Skymark Airlines B737-86N/JA737R/同32000ft)
先週短い期間に東京鹿児島を往復したが、どちらも時間が悪かったのか接近する機体は少な目で、コントレールを曳いて絵になる機体は鳥羽市上空ですれ違った737の1機だけだった。こうして外を見ながら機影を探していると離陸してから着陸するまで気の休まる暇がないので毎度毎度飛行機に乗ると無駄に疲れてしまうのだが、なんだかんだ期待があってなかなかやめられない。

Bulb station

自分の荷物が載った貨物列車という物珍しさから久しぶりにバルブ撮影をしてみた。

鹿児島本線 鹿児島中央駅/4090レ/EF81 454+コキ
上り貨物列車は鹿児島中央の3番ホームから容易に撮影することができる。光源も十分にあり、停車も長くはないがそこそこの時間がある。ただ信号機が近いため信号の灯りの車体への反射が少しばかり気になるところで、今回そのことを失念していたせいで慌てて立ち位置を変える羽目になった。これでも薄ら赤が反射しているのがわかるが、銀ガマだとくっきり赤が映ってしまうので、普段はそんなに嬉しくない青ガマが来てくれて却ってよかったようだ。

定番・西方海バック

春の臨貨シーズンに入り、8093/8092レの運転が始まった。西方で順光になる点がポイントだが、九州の日の出は遅く、通過10分前になっても線路に影が落ちていてひやひやした。

肥薩おれんじ鉄道 薩摩大川-西方/8093レ/ED76 1020+コキ
影が抜けてくれたのはよかったが、海の色合いがあまりよくないのが惜しまれる。たまにEF81の登板もある8093レだけにもっと光線がいい時期に再チャレンジしたいところ。

2015/3/13 Narita

エティハドカーゴの747フレイターが飛来したと聞いて押っ取り刀で成田に出向いたものの離陸に間に合わず、加えて日本初飛来のアメリカンの787はBランに逃げられて1か月ぶりの展開は散々な結果に終わった。

13:58/5Y8116:Tokyo Narita-Ted Stevens Anchorage/Atlas Air B747-47UF/N415MC
結局4時間あまり滞在したにも関わらず、収穫はアトラスの747フレイターだけで徒労感の色濃い展開となった。

緑と橙

高崎に泊まるチャンスに恵まれ、布団の中で何かしら朝方の列車を狙おうと思いを巡らせる。真っ先に思いついたのは吾妻線の霜取りクモヤだったが、2月で運転が終わっているようだったので一度は何もせず帰京することも考えた。しかし寝る前に信越線に115系の6連運用があったことを思い出し、朝一で安中磯部のストレートに向かった。

信越本線 磯部-安中/128M/115系T1039+T編成
湘南色は映り込みの影響が大きく、なかなか綺麗に発色してくれない。特に被りつきだとその傾向が顕著で、今回はオレンジは及第点ながら緑が線路の反射を拾ってしまった。少し口惜しいが、今改正では高崎の湘南色王国に大きな変化は訪れず、この色をモノにするチャンスはまだまだある。次を考える余裕があるうちに積極的に狙って行きたい。

2015/3/14改正1分前

まもなく3月13日が終わり、日本の鉄道史に残るダイヤ改正の日がやってくる。北陸新幹線へと栄転する「はくたか」は赤字前提のローカル線を首都圏対北陸のメインルートに仕立て上げた千両役者だった。将来的な新幹線開業を見据えて必要最小限の投資で高速特急を走らせることが求められ、その結果採られたトリッキーな運転手法がはくたかの魅力でもあった。

北越急行 十日町-薬師峠信号所/1014M「はくたか」14号/681系2000番台9連
その代表例がトンネル内での行き違いで、160km/hで行きかうはくたかと普通列車を両立させるための苦肉の策としてトンネルに設けられた信号所での交換が行われていた。はくたかがトンネルに突入するときにその圧力で短い普通列車がぐらぐらと揺れるのもここでしか味わえない独特な乗車体験であった。電車でGo!以来親しんだシーンであったが、これも過去帳入りしてしまう。
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