2014年12月

感想・2014年

今年も撮影ばかりに忙しい1年となってしまった。簡潔のため鉄道・航空・船舶・自動車各ジャンルから1枚ずつ印象に残った写真を取り上げてこの1年を振り返る。

2014/6/24 津軽海峡線 蟹田-中小国/1レ「北斗星」/ED79 12+24系
鉄道では霧の北斗星がだんとつで記憶に残る。予報では快晴のはずが行ってみれば編成後尾さえ見えない深い霧だった。プロテクターを外してなんとかフレアを軽減しようとしたことから冷たく湿った空気感までいろいろと思い出される。

2014/8/7 横田飛行場 RWY18/USAF 45th Reconnaissance Squadron[Offutt] WC-135C/62-3582
一方鉄道と同じぐらい力を入れた航空は横田とWC-135の思い出に尽きる。不調でなかなか帰国できない62-3582の様子を見に横田までの10kmを散々通った。この時は離陸に立ち会えただけでも運がよかったが演出も劇的で、視界に入ったころには日が当たっていなかったのに切り位置ではそこそこの日差しに恵まれた。誠に奇跡的と言っていい展開だった。

2014/4/24 横須賀港/第2護衛隊群2護衛隊 しらね型護衛艦2番艦 DDH144 くらま
船舶分野では外来艦こそ逃してばかりで後悔しきりだが、 念願のくらまを撮影する機会には恵まれた。なかでも横須賀でいせとのツーショットを捉えることができたのは嬉しい。

2014/9/28 新東名自動車道/静岡県警高速交通機動隊トヨタ200型クラウン
自動車という名目でこそこそ撮っているパトカーも年始視閲式から様々に楽しませてもらった。しかしパトカーの魅力はやはり不意遭遇にあり、一番不意を突かれた時に撮ったこの1枚が思い出深い。

2014年の撮影はこのような塩梅となったが、いろいろな人と撮影に行けたことが今年最大の成果かもしれない。お世話になった皆様へのお礼を以て2014年の締めくくりとしたい。

優等生

和泉多摩川でロマンスカーを狙ってみたが、登戸で複線に絞られる配線上、和泉多摩川で各駅停車を追い抜くダイヤになっていて被ることが多く、収穫としては通勤電車の方が多くなった。

小田急小田原線 狛江-和泉多摩川/1233電車/小田急1000形1492F
小田急の通勤電車は8000形を除いてステンレス車に統一されており、新車ばかりで味気ないというイメージを持っていたが、先入観とともに朝日を浴びる列車を見ていると主力の1000形が意外なほどかっこいい。端正な顔つきは少し素直に過ぎると思っていたが、無理に個性を出そうとして厚化粧した電車よりはずっと好ましい。

年の瀬


八高線 東飯能-金子/1666E/209系3100番台
クリスマスもあっという間に過ぎ去り、いよいよ2014年もあとわずか。過ぎ去る1年を見送るイメージでテールライトを狙ってみた。

2014/12/23 Narita


11:31/LX161:Tokyo Narita-Zurich/Swiss Airlines A340-300/HB-JMA

11:47/LH711:Tokyo Narita-Frankfurt/Lufthansa A340-300/G-AIGL

12:29/VS901:Tokyo Narita-London Heathrow/Virgin Atlantic A340-300/G-VELD

14:10/AZ785:Tokyo Narita-Rome Fiumicino/Alitalia B777-243ER/EI-DDH
ノックスクート・エミレーツカーゴ・ ベトナム・マレーシア・カタールを見た。見ただけ。悲しい。

あさま今昔

北陸新幹線金沢開業まで3か月弱。W7系が東京に入線するなど開業準備も大詰めを迎えている。E7系も着々と増備されているが、それは北陸新幹線への準備であるとともにE2系の退役を意味する。

北陸新幹線 高崎-安中榛名/525E「あさま」525号E7系F1編成/526E「あさま」526号E2系N5編成
14時ちょうどの高崎駅ではそんな世代交代を象徴するような新旧離合の風景が見られる。駅前後とは言え、本線上でのすれ違いなので綺麗に顔が並ぶかどうかは運次第で、これは2度目の挑戦だった。所用の合間に抜け出して撮りに行った甲斐はあったかな。

2014年の横顔

今季一番の晴天に恵まれた先週木曜日、好条件を無駄にしまいと手近な入間基地に向かった。訓練に飛び立ったC-1が予想通り日没直前に帰ってくる。太陽高度は3度。シルエットと迷いながらも、今回は順光側から機首部分を切り取ってみることにした。あとは光が仕事をしてくれるはずだ。

航空自衛隊402飛行隊[入間]/C-1/88-1028
そして日没直前の光線は何気ない着陸をフォトジェニックなワンシーンに仕立ててくれた。初飛行から36年を経た28号機だが、あと何回これほど美しい夕日を浴びることができるだろうか。しかし自衛隊はそろそろ飛行納め。一番のチャンスである冬至の頃にその姿を見られないのはいささか残念だ。

Masterpiece "Fuji"

リバイバルブルトレはこれまでにも何度となく運転されてきた。しかし今回のリバイバル富士は白帯の24系を揃え、機回しの手間を惜しまないという気合に入りよう。必然的に撮影する手にも力が入る。往年のスジに近い時間帯で運転された試運転も見どころで、さながらプレ興行。冬の鋭い朝日を浴びたブルートレインがラッシュに混じって東海道を上ってきた。

東海道貨物線 大磯-平塚/回9530レ/EF65 501+24系6連
さすがに通勤電車で混み合う旅客線を走らせることは叶わず、貨物線経由となった。多くはない撮影地候補から光線とアングルを勘案し、結局は平塚のホームで東海道ブルトレを出迎えた。

木曜を挟んで本番の今日。東京を14時に発つという新鮮なダイヤだけに、普段まず行かないような撮影地に向かうことになった。撮影報告が入るたびに撮影地一同で一喜一憂しながら通過を待つ。

東海道本線 茅ヶ崎-平塚/9003レ「富士」/EF65 501+24系6連
丸富士のヘッドマークが付くと、Pトップが段違いの貫録を醸し出す。試運転の時とは全く違う存在感。日本の鉄道史に燦然たる列車編成の完成形を確かに見た。

JR第1世代

255系のデビューは1993年。ビューさざなみ/ビューわかしおとして颯爽と走る姿は183系の古めかしい様相に対していかにも新車らしいと子供心に感じたのを今でも覚えている。それゆえに新車という印象がなかなか抜けないが、既に登場から21年が経った。その間に整備の進んだ高速道路に房総特急の客は移り、9連の255系はキャパシティを持て余して総武本線のしおさいに転身することを余儀なくされた。運転本数が少ないため目にする機会も減っている。

総武本線 四街道-物井/4001M「しおさい」1号/255系Be04編成9連
遭遇チャンスの少なさゆえにまともに撮影したことはほとんどなかった。俄かに周囲で255系ブームが沸き立っていたこともあって、成田に向かう道すがら物井で255系を狙ってみる。望遠構図で捉えた255系は今でも少し特別な存在感を放っていた。

2014/12/14 Narita

前回展開とは大きく異なり、狙いのカタールアミリには逃げられ、メラメラ連発で大失敗の展開となってしまった。最後にLCC等の小型機を回収して撤収と相成った。

10:46/LH711:Tokyo Narita-Frankfurt/Lufthansa A340-300/D-AIGM※Heat Haze

12:44/SK984:Tokyo Narita-Copenhagen/Scandinavian Airlines A340-300/OY-KBD※Heat Haze

14:11/MU524:Tokyo Narita-Shanghai Pudong/China Eastern Airlines A330-200/B-6123

14:24/NH959:Tokyo Narita-Shanghai Pudong/All Nippon Airways B767-381ER/JA616A

14:27/KE704:Tokyo Narita-Seoul Incheon/Korean Air B777-3B5ER/HL8217

14:35/IJ603:Tokyo Narita-Saga/Spring Airlines B737-86N/JA03GR

14:38/MM316:Tokyo Narita-Osaka Kansai/Peach Aviation A320/JA809P

15:04/CA930:Tokyo Narita-Shanghai Pudong/Air China B777-2J6/B-2067

15:24/CI101:Tokyo Narita-Taipei Taoyuan/China Airlines B747-409/B-18203

15:47/VN319:Tokyo Narita-Da Nang/Vietnam Airlines A321/VN-A606

白富士

12月もあっという間に中旬になり、富士の冬姿も目に馴染んできた。冬の富士山と聞いてイメージするような真っ白な富士山を見れる機会はこの時期と春先の3月ごろが多いと聞く。言いかえると厳寒期はむしろ雪が少なくなってしまう傾向にある。それは温度が下がることによって雪が軽くなり、そうしたパウダースノーは風で飛ばされてしまうためらしい。

GK621:Tokyo Narita-Kagoshima/Jetstar Japan A320/JA04JJ/静岡県愛鷹山上空37550ft
こうした話を思い出したのは先週の新田原への道中。成田から離陸して東京都心の南をかすめて飛び、厚木基地の上空を抜けると進行方向右側に真っ白な富士山が見えてきた。向かい風が強く、対地速度332ktでゆっくりと飛行しているおかげでじっくりと富士山を眺められる。稜線を縁取るように伸びる富士山の影と甲府盆地に垂れこめた雲海が目を引く。西に進むと共に刻々と変化する山容を見ながら、窓の映り込みに注意してシャッターを切った。
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