2014年11月

非電化デビュー

C61 20は重量級のハドソン機ゆえに復活以来非電化区間への入線実績がなかったが、現役復帰から4年目の今年、ようやく架線のない空の下を走る姿を見ることができた。舞台は晩秋の水郡線。試運転初日は晴天にも恵まれた。

水郡線玉川村-野上原/試9839レ/C61 20+12系4連
光線状態は全区間に渡ってあまりよくないので、加速時の煙に期待して玉川村駅近くのインカーブで構えた。予想通りの煙に加えて、ほとんど無風だったおかげで綺麗な形を残してくれたのも嬉しい。12系との組み合わせはミスマッチを否めないが、補機なしで非電化区間を走る姿は堂々としていた。

count down


2014年も残すところ1か月あまりとなり、例年通り空母が横須賀に戻ってきた。今回は初めて艦載機のフライインを見ることが叶った。1部隊分の12機が次々に向かってくるのは迫力があったが、やはり着陸は着陸。シャッターを切る手もつい力が抜けてしまう。早くルート4での上がりを見に行きたいところだ。岩国移転へのカウントダウンはもうだいぶ進んでいる。

真影

E351系のスーパーあずさは2時間に1本のペースで走る。2時間おきの運転間隔といい、スペックをもて余して主力の座をE257系に譲っているところといい、重ねて言うなら高速性能のために犠牲になったやや窮屈な車内まで含めて、どことなく500系に通じる孤高の雰囲気がE351系にはある。一方でどこから撮っても絵になる500系とは違って、E351系をかっこよく撮れるアングルは案外限られる。

中央本線 四方津-梁川/19M「スーパーあずさ」19号/E351系S3+S編成12連
その原因は前面に鎮座するLED表示機にあり、普通に正面から狙うと愛嬌のあるコミカルな印象が強くなってしまう。そこでトンネルと跨線橋を活かして、半逆光のスポットライトを浴びせ、加えて屋根が見通せる高さから狙いをつけた。卵型に絞られた車体断面を浮かび上がらせる算段だ。短いトンネルを抜け、逆S字カーブを描きつつ山影から飛び出したスーパーあずさを冬の鋭い日差しが照らすと、E351系は峠を攻めるスピードランナーらしい凛とした表情を見せてきた。

秋色編成写真


西武新宿線 狭山市-入曽/第2672電車/6000系6101F10連
電車が映っているだけの写真に過ぎない編成写真だが、必ずしも季節感と無縁の存在ではない。低い光線や色づいた木々など、線路際の様々なアクセサリーが秋を教えてくれている。ただし主役はあくまで鉄道車両。この時は木の影が少しでしゃばりすぎてしまった。

Blue,blue,white and blue.


東武東上線 男衾-東武竹沢/Y1474電車/8000系81109F4連
東上線の北端は今でも全列車が8000系で運転されている。いずれもワンマンに対応するための改造を受けており、その結果行先表示はLED化され、ヘッドライトはHID灯になり、様相は大きく変わってしまった。そうした印象が先行していたため、わざわざ足を運ぶほどの写欲はわかなかったのだが、ひとたびカメラを向けてみると白地に青と水色の帯が鮮やかで意外なほどに魅力的な存在に見えてきた。とりわけ冬空の深い青とは対照的で好ましい。

2014/11/18 Narita

カリッタのクラシックジャンボが来たということで展開したが、結局夜まで居座られてしまい、離陸を撮ることは叶わなかった。しかし天候はそこそこの晴れ。冬らしい真っ青な空の下で撮影を楽しめた。

11:33/XJ601:Tokyo Narita-Bangkok Don Mueang/Thai Air Asia X A330-300/HS-XTB

11:51/JL413:Tokyo Narita-Helsinki Vantaan/Japan Airlines B787-8/JA822J

12:03/TG643:Tokyo Narita-Bangkok Suvarnabhumi/Thai Airways International B787-8/HS-TQA
タイの787は冬スケから成田にも投入された。昼前に2便が相次いで上がるため存在感も大きい。

12:07/TZ201:Tokyo Narita-Taipei Taoyuen-Hongkong/SCOOT B777-200ER/9V-OTC

12:10/OS52:Tokyo Narita-Vienna/Austrian Airlines B777-200/OE-LPD

12:17/AF275:Tokyo Narita-Paris Chales de Gaulle/Air France B777-300ER/F-GSQM

12:47/OZ101:Tokyo Narita-Seoul Incheon/Asiana Airlines B747-400M/HL7472

12:58/KE716:Tokyo Narita-Busan Gimhae/Korean Air B737-800/HL7599

14:12/KE704:Tokyo Narita-Seoul Incheon/Korean Air B747-400/HL7461

14:16/BR197:Tokyo Narita-Taipei Taoyuen/Eva Air A330-200/B-16308
非常に珍しいエバー正規塗装のA330が飛来した。しばらくの間キティ塗装のB-16309しか来ていなかったので嬉しい収穫だったが北風が強く高い上がりになってしまったのが悔しい。

冬支度

先週金曜日の試雪初日。予報は微妙だったが、山の天気の気まぐれに期待して北へ向かった。

信越本線 二本木-関山/試雪9374レ/DD14 327+DD14 332
平地区間で形式写真を押さえてから、妙高山を望む片貝俯瞰に先回り。DD14は全区間45km/h以下での走行で、しかもウィングを開く区間ではさらにスピードを落とすため、ポイントに到着してからゆっくりと風景を眺める余裕があった。雲の動きに一喜一憂しながら待つこと数分、線路一帯に日が差すタイミングでDD14が姿を見せた。こうして念願だった試雪をそこそこの条件で撮影することができたが、やはりロータリー車は雪を掻いていないと様にならない。今冬の特雪になんとかトライしたいところ。

兵どもが夢の跡


常磐線 日暮里-上野/1040M「フレッシュひたち」40号/E657系K6編成10連
常磐特急はE657系への統一がほぼ完了して再び安定期に入ったものだと思っていたが、来春に予定されている大変革を見落としていた。その大変革とは先月末に正式発表がなされた通りで、日中の全列車が上野東京ラインを経由して品川まで乗り入れるようになる。従ってE657系が上野駅の地上ホームから発着する光景は朝夕のラッシュ帯限定のものになるようだ。櫛形ホームに最後の活気をもたらしていた常磐特急が高架ホームに移ると、数々の優等列車を送り出してきたターミナルはいよいよ寂しくなる。

巨人機の肖像


TG676:Bangkok Suvarnabhumi-Narita/Thai Airways International A380-800/HS-TUA
夕暮れ時の光は白をオレンジに染めてしまうので記録性を重視する形式写真には都合が悪い。そこで日没まで1時間を切る頃に離陸機の撮影を切り上げ、接近戦で到着機を狙ってみることにした。16時前後はちょうど到着ラッシュに当たる時間で機体のバリエーションも楽しめる。RWY34Lの中心線上でカメラを構えると、折よくタイのA380が降りてくる。斜光線にバックの暗い雲も相俟ってドラマチックな一枚に仕上がった。

混色重連

所用で大阪に行くことになり、寄り道を考える。被写体・天候・季節・費用等諸条件を検討すると中央西線に目が留まった。新宿発の東濃鉄道バスから中津川で始発電車に乗り継ぐと、朝霧がたちこめる木曽川沿いに北上すること1時間弱で須原駅に到着した。

中央本線 須原-大桑/3084レ:EF64 1014+EF64 1045+タキ1000
今回の寄り道のお目当ては伊奈川を渡る3084レ。伊奈川橋梁は桁が大きいのと転落防止のネットがやや目につくものの、すっきりとした単線上路式プレートガーダーが魅力的で、加えて背景に木曽三山の一峰・糸瀬山が収まる。ただ樹木の成長がネックで、並行する中山道の赤いトラス橋を目立たせない立ち位置は限られてしまう。6883レがウヤだったこともあって早々にポジションをとることにした。1時間おきに通過するしなのを数本見送って、前面にも光線が当たるようになった頃に3084レがゆっくりとやってきた。先頭は国鉄色の1014号機で普段なら喜ばしいところだが、重連は更新機であっても2両が揃っていた方が絵になるようだ。
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