2014年10月

客車ジョイフルトレイン


奥羽本線 鶴形-富根/9643レ快速「レトロおおだて」/ED75 777+12系「ばんえつ物語」7連
客車ジョイフルトレインというとJR東日本では次々と電車に置き換えられ、JR西日本からは後継のないままに消えていくのを見てきた世代なので、今でも客車JTらしい出で立ちで残るばんえつ物語用の客車は西の純正JTであるサロンカーなにわとともに特別な存在として映る。しかしばんえつ物語号がC57で運転されている間はそちらに専従する形となるので、今年のようなC57 180の検査時期が唯一の狙い目。今回はリニューアル直後ということもあって活発で、秋田のナナゴとの組み合わせまで実現してしまった。晴天に恵まれただけに顔の右から電柱を生やしてしまったミスが残念でならない。

B747-8 Intercontinental

ルフトハンザのフランクフルト羽田線に今年の冬スケからB747-8Iが投入された。エアチャイナが導入したことで唯一のオペレーターではなくなったものの、現状では世界的に希少なB747-8Iで、もちろん日本では初めてのお目見えとなる。初日の到着から行くつもりはあったものの、どん曇りの空の前に撮影意欲は雲散霧消。代わって羽田就航2日目に京浜島で迎え撃つことにした。

LH717:Haneda[HND/RJTT]-Frankfurt[FRA/EDDF]/B747-8I/D-ABYG
バス車内でWikipediaを開いてスペックを確認する。B747-8Iは-400より6m近くストレッチされ、世界最長の胴体を誇っているらしい。そこで-400を狙うときより滑走路から離れて待機することにした。LH717便はほとんど定時にスポットアウトし、順調にタキシングしてあっという間に離陸許可。そして初見の-8Iは、-400より低く、そして静かに上昇してきた。

Last light 583

583系が残り6両1編成となってしまって久しい。撮ろう撮ろうと思ってはいるのだが、いつも巡りあわせが悪かった。そんな中この土日は前々から決めていた秋田行の道中で撮影チャンスを持つことができた。前向きな天気予報と国鉄特急風の絵幕の後押しもあって意気揚々と撮影地に向かう。

羽越本線 遊佐-吹浦/団臨「きずな」号/583系N1+N2編成
東京から寄り道をしながら北上し、酒田市北部の鳥海山バックの有名撮影地に辿りついたのは15時半を少し過ぎたころ。紅葉した鳥海山に赤い夕陽が当たって美しい。しかし赤に見とれつつ稜線のバランスを考えてうろうろしているうちに通過時間が迫ってきてしまった。583系の形状ならどうにか正面にも光線があたりそうだったので、鳥海山に名残りはあったが被りつきアングルに移動。三脚を立てるや否や踏切が鳴り、583系の3灯がカーブの先に見えてきた。返す返すも鳥海山を無駄にしてしまったのが悔やまれるが、日没間際の斜光線のおかげで583系らしい一枚になった。

境界の駅

高久で新幹線を撮った日の話の続き。光線が回らなくなってきたので長居せずに帰路についた。高久は交直セクションのある黒磯から交流側に1駅だけ入ったところにあり、1区間だけではあるが701系に乗って黒磯で乗り換えることになる。黒磯では20分少々の待ち時間があった。そしてその間に1070レに追い抜かれるようだったので暇つぶしがてら機関車交換を観察してみた。

東北本線 黒磯駅/構単1070レ/EH500-2
1070レはEH500-2の牽引する石油貨物であった。定時に到着するとEH500-2はすぐさま切り離される。EH500-2が駅北側交流電化の機溜線に引き上げてくる頃には編成先頭にEF210がついていて、汽笛一声とともに出発していった。機関車交換に要する停車時間は10分に満たない。こうした光景は黒磯では1959年の電化以来お馴染の光景だが、EH500は北海道新幹線開業とともに25000Vに昇圧する青函区間の運用をEH800に譲ることになる。そうするとEH500の首都圏-青森のスルー運転が増えるはずで、こうしたテキパキとした機関車交換も過去帳入りしてしまうのだろうか。

ずらり205系

首都圏でのJRのイベントと言うと大宮や大井、尾久の公開のイメージが強い。しかし各地の電車区も地味ながら趣向を凝らしたイベントをやっていたりする。その代表格が川越車両センターで、今年は「205系大集合!」なる企画を大々的にやるという。噂レベルの話かと思いきや本当に205系が南古谷に集まっているというので、のこのこと川越線に乗り込み現地を目指した。

205系:M35編成(京葉)・Y12編成(小山)・R5編成(国府津)・ハエ28編成(川越)・ナハ34編成(中原)
畦道を歩いて現地には着くと、色とりどりで顔つきも違う5種類の205系がずらりと顔を並べていた。文句なしの企画だったが展示の方法はやや難ありで、なかでもヘッドライト非点灯は痛かった。非点灯が目立たないアングルを目指して結局縦アングルに落ち着いた。

Open Skies 2014

OC-135Bは条約に基づく査察飛行という任務の特性上スケジュールが厳密に定められている。とすると昨年と同じような動きをすると予測できた。昨年の記録を検めると11月18日月曜日の7時過ぎに離陸している。今回も月曜日早朝だろうと思い、払暁とともに横田基地に展開して離陸を待った。
毎度のことながら風向きは安定しない。OC-135Bに先立って2機が南向きで、1機が北向きで離陸してハラハラ感を演出してくれる。結局タキシングを始めた段階でようやくRWY18での離陸と分かった。

61-2672 45RS OC-135B[Offutt]
立ち位置へと急ぎ、ドタバタとカメラを取り出しレンズを向ける。意外にもOC-135Bはそう低くない角度で上昇してきた。午前中の南向き上がりということで査察に用いる光学機器用の窓の開いたポートサイドを捉えられたのは幸いだったが、元気な離陸で高めとなってしまったのが残念。ヒートヘイズも多めで惜しい仕上がりに終わってしまった。

(参考:2013年11月の飛来記事http://signaltower.doorblog.jp/archives/34176074.html)

Smoky 135

今年も横田にOC-135B Open Skiesがやってきた。晴天だったので普通に形式的なアングルで撮ることも考えたが、OC-135Bの塗装はあまり好みでないのでTF-33-PW102エンジンを活かしたアングルに決めた。それはつまりランウェイ正面だ。

61-2672 45RS OC-135B[Offutt]
堅実に形式写真を狙う誘惑に抗いながら正面で待つ。幸いにも迷いが膨らむ前に機影が見えてきた。ダラリとぶら下がったフラップはいつもの135と同じだが、細いエンジンが違いを主張している。甲高い金属音が近づくにつれてテンションは急上昇。アプローチコースは先行のハークよりだいぶ低い。400mmで正面を捉えるとすぐにレンズを替えて、広角気味にテールを狙う。黒煙と爆音の下、レンズ越しに見た後ろ姿はまるで707のようだった。

バーサス 320km/h

北関東の午前中だけ晴れ予報が出ていた水曜日。前々から行きたいと思っていた高久駅そばのポイントで新幹線を狙うことにした。ここの魅力は被りつき。東北新幹線の本気モードの走りを体感できる。

東北新幹線 那須塩原-新白河/3003B「はやぶさ」+「こまち」3号/E6系Z22編成+E5系U編成
フェンスと影を回避するために超望遠を選択したがそれでも速い。通過時の音は駅のホームとそう変わらないが、通過後の風や架線の揺れる音まで感じられるのにはびっくり。

東北新幹線 那須塩原-新白河/43B「やまびこ」43号/E6系Z24編成+E5系U編成
広角でも狙ってみた。CanonのEF40mm STMの前玉は百円玉サイズなのでフェンスは全く問題にならない。しかしスピードは大問題で、1/4000でもブレてしまう。そこで若干カメラを振って対処した。結局3本目でようやく成功。失敗が気にならないうちにしっかりと撮影しておこう、320km/hはそう思わせるスピードだった。

QATAR B787-8

台風18号に続いて列島横断を果たした台風19号だが、首都圏への最接近は午前3時頃の深夜帯だったため交通機関に大きく影響することはなかった。そんな中羽田のカタール深夜便は数少ない例外となる。公式サイトを見ると6時間半遅れの朝7時半発が予定されていた。エミレーツやハワイアンと言った同時間帯の便がいつも通り発着していただけに表示のミスかと思いきや、翌朝確認してみるとやはり遅れているようだった。北風の予報を信じ、34R離陸を見込んで中央防波堤へ向かう。

8:16/QR811:Haneda[HND/RJTT]-Doha[DOH/OTBT]/B787-8/A7-BCE
天候は最上の晴れ。だが台風が離れるにつれて吹き返しの北風が強くなるのが気がかりだった。予定の7時半から少し遅れたころからFR24に機影が映り、リクエスト34Rでの離陸も確認できた。そして、カタールの787は低い上がりから緩やかな弧を描いて180度ターンを決めていった。初見のカタール787、サイズにあった塗装で好印象。

Holiday Express 651

3連休は惜しくも悪天候でほとんど家にこもりきり。そこで少し前の写真を見返したりしていた。その中からの1枚。吾妻線切り替え直前の休日に撮った写真だ。

吾妻線旧線 岩島-川原湯温泉/3031M「草津」31号/651系1000番台OM204編成
吾妻線はかろうじて1時間に1本普通電車が来る程度のローカル線で、特急草津も平日には2往復しか設定されていない。従ってあまり列車が来ないイメージを持っていたのだが、当日は行楽シーズン中の休日、観光需要に応えるべく2往復の特急が加わり、意外と電車の間隔が開かない。しかも特急は指定席まで結構な乗車率で、ファインダー越しに賑わいが伝わってくる。スーパーひたちとしてビジネス客を130km/hで運んでいた頃とは全く違う余生を送る651系だが、これもまた特急列車の正しいあり方。意外性のある起用だったが、馴染んでいるようで喜ばしい。
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