2014年02月

サウジアラビア狂騒曲

サウジアラビア皇太子の来日劇はチャーター機の大盤振る舞いとなった。羽田と成田にトータル7機種のサウジアラビア航空機が飛来した。内訳はB747-400・B747SP・B777-200・MD-11F・A340-200・B737BBJ×2で、可能な限りの行動をとったが、そのほとんどを逃してしまう苦い結果に終わった。

しかし、B747SPとA340-200だけはどうにか記録に残すことに成功した。離陸は今朝9時半に始まった。

SVA01C(HND-DEL)/B747SP/HZ-HM1C

離陸状況を見て立ち位置の若干の調整を予定していたが、上がりはべた低でターン開始もかなり北側になってしまった。結果400mmレンズでは及ばないルートを飛行したため、ほぼ等倍にトリミングせざるを得なかった。原型を維持する飛行可能なSPはもはや数機しか存在しない。しっかり押さえておきたかっただけに悔しい。


SVA002(HND-DEL)/A340-200/HZ-HMS2

一方随伴のA340はB747SPの1時間後に離陸すると、ぴったりの高さで最上のターンを見せてくれた。A340-200も希少な機体で、日本発着の定期便では見ることができない。PM2.5の影響を感じさせない青空を背に飛ぶ姿は美しかった。

ここでやめにしておけばよかったのだが、成田にMD-11F(HZ-ANB/SVA6841)が飛来したということで成田に転戦。離陸を日没まで待ったが収穫ないまま退散する羽目になった。しかしこれでサウジアラビアに振り回される日々が終わったという妙な安心感もある。VIP機の飛来は嬉しいがあまり多すぎるのも困りものだ。

The Rolling Stones Special Flight

ワールドツアーの途上、東京でのライブのためローリングストーンズがやってきた。前回ライブ地のアブダビから羽田へのルートは上海経由と韓国経由がある。上海経由なら34L、韓国経由なら34Rに降りる可能性が高い。しかしレーダーを見るとARN84C便は仁川上空を飛んでいた。浮島に展開していたため遠い34Rに降りられるのは辛い。韓国経由でも南回りのパターンもあるので鳥取県付近までレーダーを注視する。鳥取を過ぎたARN84C便の進路は南、名古屋周りで飛んでくるようだった。ほっと安心して飛来を待つ。 

The Rolling Stones/Aero Nexus/ARN84C(AUH-HND)/B767-200ER/ZS-DJI

今回のツアーのためにチャーターしたアエロネクサスの767には、おなじみのロゴとThe Rolling Stonesのタイトルが描かれていた。普段は真っ白ノータイトルのZS-DJIだけにこの計らいは嬉しい限り。幸い天候も回復し、どうにか日差しを浴びた姿を捉えることができた。ガッツポーズ。

百里基地巡回教導

2月18日にアグレッサーが百里に飛来し、翌日から巡回教導が開始された。天気予報とにらめっこして金曜日に狙いをつけ、まだ陽も上りきらないうちから常磐道を下った。

航空自衛隊飛行教導隊F-15DJ [82-8091]

9時を少し過ぎた頃、ようやくエメットのコールサインが聞こえてくる。ラインアップ・クリアドフォーテイクオフと続き、しばらくすると色とりどりのF-15DJが飛び立ってきた。この前に上がった305飛行隊のイーグルより少し北側で捻るような感じだ。教導隊の4機が上がると、それを追うようにして教導を受ける302飛行隊のファントムも似たようなコースで上がって行った。


航空自衛隊305飛行隊F-15J[22-8940]

残念ながら教導隊の2ndフライトはなく、昼過ぎは退屈な時間を過ごすこととなった。動きがあったのは14時半を過ぎたころで、教導隊と305飛行隊が上がって行った。どちらも派手にオグメンターの音を響かせて離陸し、その轟音はまるでパイロットの気迫そのもののようであった。

ご覧のとおり好天に恵まれたものの、百里基地の03/21というランウェイの位置関係から光線には悩まされた。特に正午付近はどのように撮ればいいものか迷ってしまった。

航空自衛隊305飛行隊F-15J[82-8901]

うまいアイデアも見つからないまま、とりあえず捻りのポイントでなんとなしにカメラを構えてみた。2ndフライトの305飛行隊が綺麗に捻ってくれて、順光には程遠いものの雰囲気は悪くない。迷うよりもとりあえずレンズを向けることが、写真の幅を広げるためには有効なのかもしれない。 

DDHの肖像

昨週の土曜日、再びくらまが横須賀に寄港したことがわかった。今回は月曜日に動きがあるとみて、まっすぐ観音崎へ向かう作戦をとることにする。椅子の固いE217系に揺られて横須賀に向かうと、AISではゆうぎりやはたかぜなどが続々出港する活況が伝わってきた。くらまも動くだろうという期待とともに、間に合うのか?という焦りも湧いてくる。はやる気持ちを抑えつつ、横須賀駅到着前に吉倉桟橋を覗いてみると、まさにくらまにタグボートが取りつこうとするところであった。

海上自衛隊 第2護衛隊群 しらね級2番艦 DDH144 くらま

駆け足で改札を抜け、ヴェルニー公園に繰り出すと湾内で回頭を始めた。計画変更、観音崎へのバスを1本遅らせることにしてカメラを向ける。メインマストの対空レーダーが目立つので正面を向くタイミングを心掛けてシャッターを切っていく。回頭につれてアスペクト比を変える艦影に合わせて、レンズを70-200mmから400mmに変え、カメラを縦に構え直す。タイミングよく差し込んだ柔らかい光が陰影を加え、単装砲を連ねたくらまらしい佇まいが縦横3:2のフレームに浮かび上がった。

結局この動きは単なるバースチェンジで、出港は2日後の水曜日の昼前であった。1本前の電車に乗っていたら、観音崎で待てど暮らせどやってこないくらまをひたすら待つハメになっていたに違いない。珍しく運に恵まれた展開だったと、予定よりずいぶん早い時間に横須賀を後にしながら思う。これだからこの趣味はやめられない。

さよならリフレクション

川越線 川越→南古谷/川越線普通ハエ28編成

埼京線の205系にさよならヘッドマークが付いている。通勤電車にヘッドマークはあまり似合わないと思っているのだが、雪景色の中を行くというなら話は別。ヘッドマーク自体もかっこよかったので撮ってみようと思い、川越付近でポイントを探した。南古谷駅周辺の川越線はほとんど東西にまっすぐ伸びており、この時期の夕方の太陽はステンレスの車体を魅力的に照らしてくれる。その反射を狙ってアングルを決めた。


川越線 日進→南古谷/川越線普通

一昨年の夏にもこのあたりを訪れたことがあった。この時期は線路の北側が照らされ、その時撮ったこの一枚もやはり反射を狙った記憶がある。E233系投入以前なので後ろに見える車両基地にも205系の姿だけがあった。あっという間にE233系が増えた印象しかなく、変化の速さには戸惑うばかり。初期のステンレス車らしく渋い輝きを見せるこのギラリもここではまもなく見納めになってしまうようだ。

Full Color Light Emitting Diode

先週金曜日はホワイトバレンタインデーとなった。雪とはいえ翌日の予定があったので引きこもりを決め込む算段であった。しかしながら、出かけないとなると一層銀世界が魅力的に見えてくる。結局木々の着雪がいい感じになった14時過ぎ、そそくさと近くの新宿線沿線のポイントに出向いた。


西武新宿線 狭山市→入曽/2662レ急行西武新宿 2093F+24xxF10連

早速構えると新2000系のフルカラーLED搭載、2093Fを先頭とした10連急行が雪煙を立ててやってきた。こうした悪天候のときは幕よりもフルカラーLEDのほうが視認性が優れる。写真映りもこちらの方がいい気さえするほどだ。フルカラーLEDの意外な魅力を発見できる機会となったと考えれば、往復1時間強の雪中行軍も報われるかもしれない。

747 from 京浜島

 雪が止んだ日曜日、意外にも通常通り動いていた鉄道・バスを乗り継いで京浜島に繰り出した。狙いはもちろんANAのB747。前日欠航が続いたせいもあってかWEBには満員の表示が認められた。 


NH63(HND-CTS)/JA8961/B747-481D

低い上がりを期待して待つ。すると明らかにいつもとは違うところから747が飛び出してきた。低い!目論見通りの飛び方にしめしめと思って欲をだし、遅れていたNH65も待ってみることに。しかし残念ながらお腹を見せて華麗にターンしていった。光線はNH65の方がよかっただけにちょっとばかり悔しいが、これが羽田34R上がりのラストカットになるかもしれないと思うと感慨もひとしおだった。

次のチャンスは3月の仙台行きだが、フェリー便でもあるので低い上がりには期待が持てない。3月末の千歳さよならフライトとそのあとのアメリカへのフェリー便にわずかに望みをつなぎつつ、沖縄便でコマを稼ぐしかなさそうだ。ただ閑散期である2月は747が飛ばない日もちょくちょくある。いよいよ青い747がいない羽田が現実のものとなってきたようだ。

2014/2/10 成田

サウジアラビアの747が飛来したということで離陸を狙いに、ようやく雪害から復旧した成田線に乗って雪原の成田に向かった。バスも乱れていて三里塚までの道のりもいつも通りとはいかなかった。

10:54/DL298 (NRT-SPN)/N538US/B757-200

若干遅れて低めの上がりを見せたデルタのB757.なかなか撮れていない機体だったので今回では地味に大きな収穫となった。

10:58/JL741(NRT-MNL)/JA612J/B767-300

11:01/BR195(NRT-TPE)/B16207/A321


11:03/NH943(NRT-FUK)/JA10AN/B737-700ER

エバーのA321に続いて、ANAのB737-700ERも小さい機体ながら喜びの大きい収穫となった。

11:08/NH927(NRT-TAO)/JA681A/B767-300

11:11/JL951J(NRT-ICN)/JA621J/B767-300


11:48/JL4121(NRT-HND)/JA773J/B777-200(Domestic)

成田では非常に珍しい国内線機材の777が羽田に向けて上がって行った。この後房総半島を回って羽田に降りたらしい。人員移動のためなのかスポット容量の問題だったのか、はたまた単純なダイバート便だったのかは定かではないがイレギュラーな運用であった。


12:01/HB89(NRT-BKK)/HS-AAB/B767-300ER

17時近くまで粘ったものの結局サウジアラビアの747は上がらず、また天候も悪かったのでうまいこと撮れたのはこのアジアアトランティックが最後であった。

ただヨーロッパ便は前日9日分がディレイ便となっていたため、エールフランスのA380を2機、ルフトハンザのB747を2機、アリタリアのB777を3機など豪華な顔ぶれを見ることができた。おそらく前日成田空港へのアクセスが途絶したままで陸の孤島と化していたため、乗客が成田空港に来ることができなかったためであると推測される。

若干の雪レフ効果はあったものの天候がすぐれず、収穫は少な目になってしまったのが残念なところ。3月末には羽田国際線再拡張という成田にとっても大きな転換点を迎える。そこに残された時間はあとわずかとなったので、こういったイレギュラー運航にもぜひ立ち会っておきたいものだ。

60 in Snow

EF60 19とEF65 501のプッシュプル編成が横浜から横川まで走った。折しも関東一円が大雪に見舞われ、全区間にわたって雪中走行が展開されることとなった。


信越本線 群馬八幡→安中 EF60 19+12系5両+EF65 501

帰れなくなるのを覚悟で信越線での撮影を決行。パウダースノーを巻き上げてやってくる姿にはほれぼれしたが、行き帰りの徒歩行脚は一苦労も二苦労もあった。

信越本線 西松井田→横川/EF60 19+12系5両+EF65 501

一灯が雪を照らしてやってきた。直前の107系がレール上の雪をさらって行ってしまったのが少しばかり残念。

高崎線 大宮/ EF60 19+12系5両+EF65 501

案の定上野駅でのポイント不転換に始まる東北高崎線系統の運転見合わせに巻き込まれ、帰宅困難者に仲間入りすることとなった。何とか大宮までたどり着くと、横浜まで向かうはずだったロクマルピートップ御一行も運転打ち切りとなり、撮影タイムと相成った。


高崎線 大宮/EF65 501+12系5両+EF60 19

いつもは喧噪が続く大宮駅だが、今回ばかりは静かな時間が流れていた。時折スハフ12のエンジンが立てる音が耳に付いたが、それもやがて消えて日付が変わるころには列車は高崎へと戻って行った。

図鑑の列車①


富士急行線 寿→三つ峠/706レ「フジサン特急」6号 2000系2002編成3両

幼い頃図鑑で見た記憶しかないのに、その印象は鮮やかに残っていた。3両と短くなったものの、ゆっくりとカーブを曲がってくる姿はイメージ通りの姿をしていた。

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