2013年11月

新旧スカイライナー

京成本線 関屋→堀切菖蒲園  9AE51列車シティライナー81号/AE168

すっかり影の薄くなってしまったAE100形だが、今でもその姿は健在。朝夕合わせて1往復の定期運用しか持たないとはいえ、撮影するには都合のいい時間帯に走ってくれている。今でも残るのはAE138とAE168の2本のみ、褪せた塗装が痛々しく映る。

京成本線 関屋→堀切菖蒲園 9AE07列車スカイライナー17号 AE1

一方AE形の白色のボディは汚れやすそうなものなのに、床下機器カバーまで綺麗な白を保っている。フラッグシップらしい凛とした佇まいは被写体としてももちろん魅力的だが、乗りたいという欲求を刺激してくるという点でも特急列車としてのあるべき姿を示しているようだ。

Single Track


水戸線 新治→下館 試9782レ EF81 140+24系

11月末のゆうづるリバイバルのための試運転が続いている。早朝に常磐線を下り、昼前から水戸線に入る。単線区間を行くEF81牽引のブルートレインは日本海側では見慣れた光景だが、関東では目新しい。

OPEN SKIES

今日午前7時過ぎに横田飛行場から1機のOC-135Bが離陸した。OC-135Bは領空開放条約、英語ではTreaty on Open Skiesと呼ばれる条約に基づく査察飛行を行うための装備を有し、その認証を受けた機体だ。

冷戦終結後の1992年に締結され、2002年に発効した領空開放条約は非武装の偵察機の領空飛行を相互に認めるもので、締結国は他国による査察を受け入れる義務を負う代わりに、他国領域の査察を行う権利を有する。隠匿行為を防止し、査察飛行の信頼性を高めるため、短時間の事前通告によって行うことが重要視され、フライトプラン提出後24時間以内の飛行開始や、締結国到着96時間以内の飛行完了など査察のスケジュールは厳格に定められている。

機体に関しても細かく規定され、搭載が認められているセンサーは光学パノラマ式フレームカメラ・モニター付ビデオカメラ・赤外線走査装置・側方監視合成開口レーダーの4種類に限られている。これら4種以外のセンサーが搭載されているようなことがないよう、受入国が準備した機体を使用させる権利も認められている。

日本はこの条約に加盟しておらず、またこの条約の規定するバンクーバーの東からウラジオストクの西というエリアからも外れているため条約関連の機体を目にする機会にはあまり恵まれないが、アメリカ空軍のOC-135Bは本土とユーラシア方面との移動の関係からか飛来することがある。2012年にも11月24日から11月27日まで横田に滞在していたが動く姿をとらえることは叶わなかった。今回は11月12日の夜に飛来し、それから3回にわたる早朝展開の末、今朝ようやく離陸を拝むことができた。


USAF 24th Reconnaissance Squadron OC-135B 滑走路端距離3500m 滑走路中心距離600m

参考文献
ジョゼフ・ゴールドブラット(浅田正彦訳)「軍縮条約ハンドブック」(日本評論社、1999年)
杉江栄一「ポスト冷戦と軍縮」(法律文化社、2004年)

急行飯能

西武池袋線 所沢→西所沢(西所沢駅先)/2139列車/9106F

9000系は池袋線の急行専用車としての地位を確立している。乗客としても池袋駅の頭端ホームで急行を待っていても9000系が入ってくると妙な安心感を覚えるぐらいだ。ラッシュ時の急行には8連固定の3000系以外の全形式が入るのだが、2000系と30000系は中間に運転台が挟まるため着席定員が少なく、20000系は椅子が硬いという欠点がある。その点6000系も当たりといえるのだが、地下直運用が主体なのであまり地上池袋には入ってこない。したがって池袋線の急行と言えば9000系というイメージは揺らぎがたいのだ。

+9min


東北本線 片岡→蒲須坂 1566M 205系600番台4連

太陽が日光の山並みに落ちると、空模様が目まぐるしく変わっていく。列車が来るたびに色合いが違って、あと1本、あと1本と撮っているうちに遅くまで居残ってしまった。日没から9分が経って空が紫を帯びるようになったときに205系の普通列車が通りかかる。欲を張ってもう1本待ってみたが、5分後にEH500の貨物が来るころには辺りは暗闇に包まれていた。

Silver Rim


中央緩行線 吉祥寺→西荻窪(西荻窪駅先) 914C E231系B37編成

E231系の試作車が209系950番台として登場したのは1998年のこと。209系500番台と基本的に同じ顔をしていたが、FRP部分が銀色に塗装されていたのが如何にも新しい電車という印象を与えていた。そんな登場劇から早15年、狙わないと撮れない区間を走っているせいかほとんど撮影したことがなく、一応撮っておこうと撮影に出てみた。東西線直通車両やすれ違いなどもしばしば見られて、意外と退屈しなかった。

PF+24系


東北本線 片岡→蒲須坂 試9502レ EF65 1103+24系6両

10月はEF64とEF81で行われた黒磯訓練に今月から田端のPFが充当されている。客車も両端がスハネフで揃うツボを押さえた編成が用いられており、まさに絶好の被写体。なかなか予定が合わなかったが、ようやく今日その檜舞台である蒲須坂へ繰り出すことができた。アングルを選べるが故に悩みに悩んで構図を組んだものの、結局最後の最後で薄雲がかかってしまった。

西浦和

武蔵野線 北朝霞→西浦和(西浦和駅先)/遅れ3085レ/EF66 27+コキ20両

今年春先の復活以来未だまともなカットを得られないまま半年以上が経っていた。今朝は光線状態も視程も十分だったが時間の余裕がなく、以前同じ3085レを撮ったことのある西浦和で妥協することにしたが現着するとアングルの大半が影に没する状況で悲しみに暮れる。しかし10分程度遅れて来たおかげで多少マシになってくれた。満足できるカットではないので、もう少し追っかけ回したいところだが残された時間は如何ほどだろうか。

Hummingbird Departure


羽田RWY34Lからの離陸は市街地に向かうことになってしまうので、騒音への配慮から制限がかけられている。7時台限定のハミングバードディパーチャーと呼ばれるこの離陸方式を使用するのは、現行スケジュールではANAの767とJALの737、そしてJ-AIRのERJの3機に限られる。このときの望遠で国際線ターミナルを背景に大きく取り入れたが、このアングルの白眉は国際線ターミナル越しの富士山バック。今年の冬こそしっかり取り組んでみたい。

JT9D-7R4D


JALが保有するB767-300は多くがゼネラルエレクトリックCF6を搭載しているが、初期に導入した機体はプラットアンドホイットニーJT9Dを載せている。JT9Dの生産が1990年に中止されたためで、それ以降はB747-400に合わせてCF6を装備した機体を導入するようになった。そのためJT9D搭載機は軒並み経年機であり、退役が進んでいる。現在残るのはJA8264・JA8266・JA8268・JA8269・JA8299・JA8364・JA8365の計7機で、JAL767フリートの48機の中では貴重な存在と言えるが、羽田ではオーバーナイトするB767が多いので朝方なら目にする機会も少なくはない。

※11/11 23時追記訂正:JA8264とJA8266は退役済みで残存機は5機となります。ご指摘くださった外江彩さんありがとうございます。

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