2013年04月
離陸機を狙うときもっとも厄介だと思われるのがA330だ。
エアバス機は脚の格納が遅く、なかなかすっきりとした姿を見せてくれない。
しかしA340はアンダーパワーであるために上昇角が小さく、距離さえとればそう苦労はしない。
問題となるのはA330。双発機ながら実はエンジン推力はA340より大きいのだ。
しかも中短距離への投入が多く、エアバス機らしくない上昇角で上がって行く。
そこで普段より距離をとって長距離から狙うこととしてみた。
立ち位置もヨーロッパ便よりずっと手前、アングルは曇りの日に確認済みだから外すことはないはずだ。
China Airlines CI101/A330-300 B-18309 滑走路端距離3900m 滑走路中心距離1110m 成田-台北1300mile
どんぴしゃ。ガッツポーズ。
Cathay Pacific/A330-300 B-LAF 滑走路端距離3900m 滑走路中心距離1110m 成田-台北1300mile
同じ位置でキャセイパシフィックの台北経由便も撮影できた。
しかしさらなる課題も発見された。A330-200の離陸はさらに軽い。
このポイントでさえエバーのA330-200はお腹を見せて上がって行ったのだ。
2013年夏スケジュールになってからの成田に初展開。
4月にしては天候にも恵まれ、久々に離陸機を1000mを越える遠い位置から撮影してみた。
今日のメインターゲットはキャセイパシフィックのA340。
定期便ではないものの結構な頻度で成田に飛来する。
A340はエアバス機らしくアンダーパワーの離陸が多く、上昇角も小さいのがお決まり。
しかしこのCX451便は台北経由で搭載燃料が少なく、A340とはいえ ぐいぐい上がって行く傾向にある。
同じ台北行きのエバーやダイナスティのA330の上がりを見つつ、それより少し低いと読んだ。
Cathay Pacific CX451/A340-300 B-HXI 滑走路端距離4700m 滑走路中心距離1500m 成田-台北:1300mile
主翼の角度やエンジンの重なり具合もいい感じに仕上がった。
リベンジ成功と言いたいところだがやはり冬の青空には及ばないか。
tips:キャセイの機材情報はCathay Pacific Cargoのサイトから確認することができる。