2012年07月
第1ターミナルのサテライトの影からウラジオストク機が見えてくる。
A320かと思いきや立派なウィングレットがついている。
小型機には似つかわしくない4タイヤのメインギアがロシア機らしい。ツポレフだ。
Vladivostok Air Tu-204-300 RA64026
音も案外静か。離陸性能は抜群にいい。
ギアをしまってしまうとそれこそV2500装備のA320にしか見えない。
ロシア機も進んだものだ、と思っているとうっすらと黒煙が見える。
変わらないところは変わらないのかもしれない。
こちらは正真正銘のA320.
LCCと言えばサイトのアドレスが書いてあるものが定番と聞いたことがあるのだがNow Everyone Can Flyらしい。
標語というものはあまり好きではない。小学生以来の苦手意識があるのだ。
エアアジアはいよいよ8/1就航。慣熟飛行もいよいよ大詰めか。
Bombardier BD-700-1A10 Global Express OE-LGX
アメリカレジのビズジェットはしばしば見かけるがオーストリアレジは珍しい。
どんな客人が乗っているのか、知る由もない。
案外軽い離陸だったのでどこかまたアジアでも巡るのかな。
Have a nice trip!
7月19日(木)16時半に三沢からF-16CとF-16Dが1機ずつ、17時半に嘉手納からF-15CとF-15Dがそれぞれ1機ずつ飛来しました。これは20日(金)に開催された在日米空軍司令官交代式に関係する動きと関係すると思われます。
横田のエプロンで離陸準備を整えるF-15Cと21日の朝に上がったF-16D。
F-15Cの機首にはキルマークが見えます。
15時頃から離陸準備を開始し、16時半に2機とも上がって行きました。
最初の1機はアフターバーナーを長く焚いて高い上がりを見せました。
2機目は比較的低い上がりを見せくれました。
AIM-9、AIM-120に加えてAGM-88まで搭載したフル装備の様子です。
もっとも、三沢の機体はいつもごちゃごちゃと積んでいる印象はあるのですが。
この日はこのほかにもC-5BやC-40、ヘリ多数が飛来し、動きの多い一日でした。
残っていたF-16Dは翌日22日(土)の9時40分ごろ上がっていった模様です。
3つほど並べるとなるほど雨が象形文字だということがわかる。
雨という漢字をデザインした人のセンスを認めなければならない。
エミレーツのA380をお迎えしたころから俄かに雨脚が強まった。
対策は万全であったので撮影続行である。
スラストリバーサで巻き上がる水飛沫。
この位置まで引っ張って撮れたのはこのイレブンだけであった。
飛沫がメインギアをすっかり隠してしまった。
ベイパーが翼端からスッと流れるようにして現れる。
さらに翼面を洗うようなベイパーが生じる。
スラストはランウェイ上の水滴を巻き上げる。
雨の日の離陸はダイナミックである。
迫力はあるのだがそれなりに代償も払わなければならない。
カメラ、不調である。
梅雨は陰鬱である。
飛行機を撮るには適さないからだ。
しかし珍しいものが来るなら撮る。
これが飛行機屋根性というものである。
スロバキアにやられたので何かしら取り返さねばならぬのである。
と、いうことで心機一転。
新しい飛行機を狙って成田に展開したのが日曜日のことである。
Japan Airlines B787-846
JA826J
やはり飛行機は翼が命。
技術に裏打ちされた機能美、素晴らしい。
Korean Air Cargo B747-8HTF HL8609
しかしながらエンジンもまた重要。
基本的には、多ければ多いほどいい。
B-52Hなどが最上である。
とはいえこのご時世に8発は贅沢にすぎる。
半分で我慢するのである。
Emirates A380-861 A6-EDM
そしてまた塗装も非常に、これまた非常に重要。
機首にタイトルを大書し、尾翼には国旗をあしらった姿はナショナルフラッグキャリアらしい。
その塗装がとりわけ尾翼の大きいA380には似合うのだ。
しかし初飛来では尾翼をうまく取り入れることはできず。無念。