渚にて

鉄道写真のかぶりつき編成写真を筆頭として乗り物の記録写真には定型があって、船写真では俯瞰アングルがそれに当たると思っていたのだが、最近見る目が変わってローアングルに魅かれるようになってきた。先週土曜はカナダ海軍の入港がアナウンスされており、加えて素晴らしい秋晴れが広がった。ローアングルの誘惑が築城予行・遅れナナロク貨物などに勝って足は佐世保に向いた。

Federal Fleet Services Resolve Class Auxiliary Oiler Replenishment Vessel MV ASTERIX
寄船に着くと既に補給艦アステリクスが姿を見せており、ひとまず神社裏でシャッターを切る。コンテナ船を改装した民間籍の補給艦で、ドイツ海軍ベルリン級の同型艦導入までの繋ぎとして今年春に就役したばかりの代物。洋上移送装置やヘリコプター甲板などを新設している上、艦橋も改められているためほとんど原型を留めていない…と説明できるようにやはり俯瞰アングルの情報量は多く、捨てがたい思いはあったが、アステリクスを見送ると共に波打ち際へと向かった。





Royal Canadian Navy Halifax Class Fligate FFH335 HMCS CALGARY
飛沫が飛んでくるような高さで望遠レンズを覗くとヒートヘイズでメラメラ、加えてカモメがゆらゆら。ブイや漁船が手前に来ることはなく好条件を揃えられたと思っていたが、想像以上に条件がシビアで思ったよりも広角で狙う羽目になってしまった。しかし潜望鏡目線から見る船は思った通りにかっこよく、薄緑色にメープルマークが映えるカナダ海軍の主力をきっちりと記録することができた。

Normal Operation


航空自衛隊301飛行隊[百里]/F-4EJ改/87-8415
ただの上がりでこれ。たまらない。

ぐりーんらいなー


広島電鉄宮島線:新井口-商工センタ―前/44レ:広島電鉄3100形3103号

Park and


山陽新幹線:広島駅/766A「こだま」766号:500系V7編成
鉄道会社の大きな武器が駅周辺に広い土地を有していることで、民衆駅と呼ばれた黎明期から現代のエキナカビジネスへと大きな成長を見せている。線路の上にまで高層ビルを載せて目一杯活用するパターンも珍しくなくなったが、ゆったりと駐車場を構えた駅も散見される。例えば博多・広島・大宮・仙台は螺旋状のスロープで新幹線ホーム屋上の駐車場に出入りする作り。利便性もさることながら電車を見るにも都合がいい場合があり、広島では500系を少し変わったアングルから捉えることができた。お気楽撮影だったのだが500系の役者ぶりはさすがで、蛍光灯に照らされたその表情に痺れた。

やくも#20


伯備線:井倉-広石(信)/1020M「やくも」20号:381系7連

やくも#13


伯備線:備中川面-方谷/1013M「やくも」13号:381系4連

やくも#19


伯備線:方谷-広石(信)/1019M「やくも」19号:381系4連

築城定番紀行


航空自衛隊第8飛行隊[築城]/F-2A:93-8548

航空自衛隊第6飛行隊[築城]/F-2A:73-8542

航空自衛隊第8飛行隊[築城]/F-2A:43-8527

航空自衛隊第6飛行隊[築城]/F-2A:13-8512

航空自衛隊第8飛行隊[築城]/F-2B:83-8134
築城基地に三沢のF-16が来るということで出かけたが、結局美味しいところは全部地元のF-2が持って行ってしまった。それにしてもF-2Bの美しさはピカイチ。これに対艦ミサイル4発つけてくれたらどんな特別塗装よりも痺れるのだが…

中線アリ


鹿児島本線:香椎駅/2177M:415系Fo507編成+Fo120編成
藤代、牛久、石岡、岩間…中線1本を挟むスタイルは常磐線の駅ではごく一般的な配線だった。貨物列車が減った今では中線の線路が剥がされてしまっているところが多いが、西の地ここ香椎では上り本線としてバリバリ現役。広々とした構内で常磐線に思いを馳せながらシャッターを切った。

定刻入港

演習シーズンで船に飛行機にと動きが目まぐるしい。佐世保には公式ビジターとして韓国海軍が入港している。3隻の入港を知らせるプレスリリースには時刻まで記載されていて、当日の天気予報は晴れ。抜けに多少の不安はあったが迷いなく佐世保湾口・寄船鼻に向かった。

Republic of Korea Navy Yi-Sun-sin Class DDH977 ROKS Dae Joyeong

Republic of Korea Navy Yi-Sun-Sin Class DDH977 ROKS Dae Joyeong
はじめに李舜臣級駆逐艦のデ・ジョヨンが姿を見せた。4500トン級の汎用駆逐艦だがSM-2の運用能力を備え、世代的にも兵装的にもたかなみ型とあきづき型の中間的な存在のようだ。兵装は西側準拠なので見た目に大きな違和感はなく、国産品らしいアンテナ類に目が行く程度。DDHに区分され2機のリンクスを搭載しているらしいが、その割に飛行甲板はやや手狭に思われた。

Republic of Korea Navy Cheon-Wang-Bong Class LST686 ROKS Cheon Wang Bong

Republic of Korea Navy Cheon-Wang-Bong Class LST688 ROKS Il Chul Bong
続けてチョ・ナンボン、イル・チュルボンの2隻が入ってくる。これら天王峰級は2014年から就役が始まった新顔で日本には初お目見えとなる。上陸用舟艇LCM3艇を搭載可能な戦車揚陸艦で、このうち2艇を前甲板に載せる独特な配置。ただし今回はLCMの搭載はなく、ユニークなスタイルを俯瞰で押さえる目論見は外れてしまった。とはいえ、初見の3隻を1時間の間に順光で捉えられるというのは滅多にない好条件で、足取り軽く佐世保を後にすることができた。
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